It時代のマクロ経済学

本書は、著者が大学で担当しているマクロ経済学の専門教育において、一方通行的な知識の伝達形式の講義を超えて、学生が自らパソコンとインターネットを活用してマクロ経済学を学ぶ可能性を追求している。

目次 : 第１部　マクロ経済学の基礎理論（マクロ経済学と国民所得の諸概念/ 生産物市場と国民所得の決定/ 金融市場と貨幣/ ＩＳ‐ＬＭモデル/ 労働市場と失業　ほか）/ 第２部　マクロ動学の基礎理論（ケインズ理論の動学化と経済成長論/ ケインズ学派の景気変動理論/ 新古典派の立場からの景気変動論）

【著者紹介】
浅利一郎 : １９５０年東京都に生まれる。１９７８年一橋大学大学院経済学研究科博士課程退学。１９７８年静岡大学人文学部経済学科講師。１９７９年同上助教授。１９９２年同上教授。現在静岡大学教授。主著に『近代経済入門』（共著）青木書店、１９８１年。『経済学のためのパーソナル・コンピュータ入門』（共編著）大月書店、１９８８年。『経済学のための「ロータス１・２・３」』青木書店、１９９０年。『はじめよう地域産業連関分析』（共編著）日本評論社、１９９６年。『はじめよう経済学のためのＭａｔｈｅｍａｔｉｃａ』（共著）日本評論社、１９９７年。『はじめよう経済学のための情報処理』（共著）日本評論社、１９９８年（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）