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まず良識をみじん切りにします

浅倉秋成

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334104313
ISBN 10 : 4334104312
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

「とにかくヘンな小説をお願いします」そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。憎き取引先への復讐を計画する「そうだ、デスゲームを作ろう」、集団心理を皮肉った「行列のできるクロワッサン」、第76回日本推理作家協会賞ノミネートの『ファーストが裏切った』など、日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の五編。これも浅倉秋成。いや、これこそが浅倉秋成。

【著者紹介】
浅倉秋成 : 1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、デビュー。2019年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回本格ミステリ大賞、第73回日本推理作家協会賞の候補となる。さらに、2021年に刊行した『六人の嘘つきな大学生』が年末の各種ミステリーランキングや本屋大賞にランクインするなど大ブレイク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    浅倉 秋成、2作目です。奇妙なイヤミス短編集、どれも厭な後味が残る作品で神経を逆なでしますが、オススメは、『そうだ、デスゲームを作ろう』&『完全なる命名』です。 https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334104313

  • R

    なんとも嫌な気分になる短編集だった。タイトルの通りともいえるが、どこか狂ってしまった感じがある物語で、身に覚えのありそうな何かに拘泥したばかりに後戻りできなくなる、そんな話しがあれこれあって、全然違う話しだけど全部一緒に思える、でもちょっといい話しになってたりもする。出てくる人がみんな一人ぼっちというか、妄想にとり殺されるみたいな感じでもあるが、ショートショートっぽい、短編ドラマとかで見たい話しだった。

  • イケメンつんちゃ

    浅倉秋成 燃えろいい女 年甲斐もなく 深夜に周りを気にせず 大声で歌った 当時中学生だったアナタたち 分かります 単行本を読んでみました 飛龍十番勝負 第六十三弾 今回は 浅倉秋成先生 正直感想 意外におもしろかった 前回同じようなシチュエーションの時は 大苦戦だったので めっちゃ読みたかった 五つの五木ひろし あえて 最後のはなしを 知ってか知らずか 元祖キラキラネームのワタシ 矢切の渡し 今までまともに読まれたことがございません 間違いなく 世界に一つだけの花 と思っていたらいました アドマイヤマツリ

  • うっちー

    タイトルどおりの短編集で面白かった

  • ウッディ

    兎にも角にも、めっちゃ面白かった。近所にできた行列のできるクロワッサン屋に並ぶことを拒否した主婦の運命、気持ちが悪いと控室に籠ってしまった新婦の気持ち悪さを取り除くための参列者たちのドタバタ、息子の命名を託された父親の苦悩、このスラップスティックな悪乗りは、筒井康隆さんの短編集を思い出した。どのお話も、奇想天外でありながら、心の中で少しは考えたことがあるような内容で、それをとことんまで突き詰めて、エンタメに仕上げた浅倉さんの手腕に敬意を表するとともに、これからも彼の作品を追い続けていこうと決意しました。

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