Product Details
ISBN 10 : 4098254840
Content Description
豪華論客が生成AI時代の日本の指針を示す
「生成AI」誕生は、「農耕革命」「産業革命」に続く、第3の革命である。
磯田道史(歴史学者)、島田雅彦(小説家)、神保哲生(ジャーナリスト)、中島岳志(政治学者)、西川伸一(生命科学者)、波頭亮(ソシオエコノミスト)――。
日本が誇る各界のスペシャリスト6人が豊富なデータと知見をもとに、生成AI時代にこの国が進むべき道を指し示す。
<AI化以前の社会とAI化以降とは、全く違った世界になる。仕事の中身も、ライフスタイルも、権力構造も、物事の善悪の判断基準も、これまでとは全く異なったものとなっていく。世界全体が、一人一人の人生が、根本的に変貌を遂げる。今はまさにその時である。社会全体の大変革の夜明け前である今、何より大事なことは、これから起こる変化を見通した上で、私たちが作り上げるべき社会を構想していくことである。(波頭亮・まえがきより)>
【編集担当からのおすすめ情報】
生成AI時代に立ち向かうためには、新たなテクノロジーの知識を身につけるだけでなく、日本という国のかたちを振り返ることが不可欠です。
本作では、磯田道史氏が歴史的観点から「日本人の長所・短所、特有の価値観」を掘り起こしAI時代への備えを解説するなど、各界スペシャリストたちが独自の深い考察を展開します。
日本の将来を憂う全ての人々に新たな視点をもたらす一冊です。
【著者紹介】
中島岳志 : 1975年大阪生まれ。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻。大川周明の存在を通じて近代日本の政治思想に興味を持ち、20歳の頃からインド独立運動の闘士R・B・ボースの生涯を追いかける。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、1999年初めてインドへ。ヒンドゥー・ナショナリストとの共同生活を通じて宗教とナショナリズムの問題を追究する。『中村屋のボース』(白水社)で大佛次郎論壇賞。東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授
西川伸一 : 1948年生まれ。1973年京都大学医学部卒、京都大学結核胸部疾患研究所にて研修医、医員、助手を経て、1980年より基礎医学に進み、毎日作られては壊される細胞の新陳代謝の根元を支えている「幹細胞」について研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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