銭の戦争 第7巻 紐育の怪物たち ハルキ文庫

波多野聖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758438650
ISBN 10 : 475843865X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
258p;16

内容詳細

冷徹な相場師としての自分が、岩本栄之助を死においやったことが狂介の心の滓になっていた。そんな中、米国の世界大戦への参戦により、米国相場は大きくなると予想した狂介はニューヨークへ向かう。その隙を狙って、兜町で闇の傀儡・守秋は日本郵船株をめぐる新たな仕掛けを画策し、日本の財界・政界を巻き込む大騒動を仕掛ける準備を整えていた…。血で血を洗う激動の戦いのなかで天才相場師・狂介は何を思うのか―?大好評シリーズ第七弾。

【著者紹介】
波多野聖 : 大阪府出身。一橋大学法学部卒業後、国内外の金融機関に勤務、日本株運用のファンドマネージャーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    主人公はアメリカのニューヨークに行き、相場師としてのさらなる修行へと女性をつれて行きます。その鬼のいぬまに守秋は日本の国内で画策をします。山縣を篭絡して相場をめちゃくちゃにしようとしていくのでしょう。アメリカでもホルムズという大統領を操る人物がいて、と大規模な異世界の出来事のようなことが生じます。物語として楽しんでいます。

  • 活字の旅遊人 さん

    二十世紀初頭の世界経済史として面白い。周知のこととして、アメリカが台頭していく訳だが、それが中国の番になったとしても世界史的にはおかしくないよねえ、と思った。催眠術を中心とする謎の世界。ユダヤ・反ユダヤそれぞれの陰謀論。この二つがますます核になってきて、だんだん気持ちが離れていきそうだ。特にこの巻は、痛快なはずの相場での活躍すら薄味になっていて、ちょっと寂しい。ヒトラーの出てくる幕がなかったが、そろそろ出番なのではないだろうか? 実の妹とお抱え娼婦が仲良くしてくれるなんていうのは、男の妄想だろうな(笑)。

  • まつうら さん

    どうしてユダヤ人が迫害されるようになったのか、第7巻で狂介はとても興味深いことを論じている。第一次世界大戦はアメリカ経済を急成長させ、ユダヤ系の資本家も大きくなった。ゴールドマン、JPモルガン、クーンローブ。気がついたらウォール街はユダヤ系ばかり。しかしこれは、たまたまアメリカで大戦景気に乗っただけのこと。なのにどこからか妬みや嫉みが起こってくる。シオン長老の怪文書もあれば、ビジネスでライバル関係となるヘンリーフォードのような存在も登場する。これらがエスカレートしてナチスの? 。。。続きは次巻へ!

  • Walhalla さん

    第7巻です。世界大戦の大混乱のなか、舞台はニューヨークヘ。政治・経済・産業・そして戦争。見る側面が変わると、解釈が変わるのが面白いですね。今回は、カルトなお話が多かった気がしますが、次話では相場での活躍がもっと見たいです。

  • もえたく さん

    シリーズ第7巻。主人公狂介はアメリカに渡り、相場と企業買収でのし上がり、大統領も操るという怪物ホルムズと出逢う。日本では、狂介を苦しめた闇の傀儡守秋順造にも変化が。どんどん敵が大きくなってきます。少年マンガのようです

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