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化石のきほん やさしいイラストでしっかりわかる

泉賢太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416523070
ISBN 10 : 4416523076
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「化石」と聞いて、何を思い浮かべますか?博物館での人気者といえば恐竜など大型古生物の体化石ですが、彼らの暮らしぶりを想像するには足跡や糞など生痕化石の調査も欠かせません。古生物が生きた当時の環境を知りたければ、目に見えない分子化石を分析することも必要です。本書では、バラエティーに富んだ化石を通じて、生命の歴史や地球環境の変動について、イラストを使ってわかりやすく解説します。化石はどのようにできるのか、生命はどのような進化を遂げたのか、化石から何がわかって、何がわからないのか…。様々な視点から化石を捉えることで、生命とは何か、そして地球のありかたについて、一緒に考えてみませんか?

目次 : 1 ようこそ化石の世界へ(恐竜だけじゃない!化石の魅力/ 化石とは何か ほか)/ 2 地層と化石(地層とは何か/ 地層のできかた ほか)/ 3 化石とたどる生命の歴史(最古の生命はいつ生まれた?/ 生命の初期進化 ほか)/ 4 化石から読み解く地球環境(地球の年齢はどうしてわかる?/ 気候変動のヒント ほか)/ 5 めざせ古生物学者(古生物学者への道/ 日本で見つかった化石 ほか)

【著者紹介】
泉賢太郎 : 古生物学者。千葉大学教育学部准教授。博士(理学)。1987年、東京都生まれ。2015年、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。専門は生痕化石に記録された古生態の研究など。大学生時代は応援部に所属し、「チバニアン」研究チームでも活躍した。SNSで古生物学の魅力を発信中

菊谷詩子 : イラストレーター。神奈川生まれ、東アフリカ育ち。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程中退後、米カリフォルニア大学サンタクルーズ校へ留学(サイエンスイラストレーション専攻)。アメリカ自然史博物館でのインターン期間を経て、日本で教科書や図鑑等のイラストを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    チバニアン研究チームのお一人でもあった千葉大の准教授による、化石についての指南書です。出だしにある地質年代表はとてもわかりやすく、私好みのデザイン。イラストもわかりやすい描写で子どもが親しみやすそうな作りになっています。もちろん恐竜のお話が多いですが、基本的には俯瞰気味な説明になっていて、まずは古生物学という学問があることに親しんでもらえる感じかな?私は最古のハチの化石の一つが紹介されているだけでご機嫌でした。…昆虫だけで読みたいぐらいです。

  • みや

    化石や地層の研究方法、化石から推測する過去の地球環境などを易しく解説する入門書。綺麗な化石や不思議な古生物が並ぶ図鑑ではなく、古生物学基礎Tの教科書といった感じで分かりやすかった。海底堆積物に潜る生物が現われたことで海水に溶け込んだ酸素が奥深くまで供給されて大型の動物が増えたという仕組みも、それが「カンブリア紀の農耕革命」と名付けられたのも面白い。石油の元は太古のプランクトンの遺骸、石炭は陸上植物の遺骸に由来しているとは知らなかった。なぜ恐竜の中で鳥類だけが大量絶滅を生き残れたのか、いつか真実を知りたい。

  • 家の中のぱっぽ

    古生物は好きだけども、化石の何たるかはあまり知識がなかったので、購入。かなりわかりやすく解説してあるので、化石とは、古生物とは、を学びたい人は本書から踏み出しても良いかも。

  • ris3901

    新刊ざっと読み。私のようにさほど化石に興味の無い者にも読みやすい。YA向けと思われ、最終章には古生物学者になる方法も。 他にもシリーズある様なのでチェックします。

  • こさと

    地元図書館の本。 オレンジ色が好きゆえのジャケ借りでした。 我が地元にもアンモナイトセンターがあります。博識な研究員がいるので是非行ってみてください!

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