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伊藤博文の青年時代 欧米体験から何を学んだか

泉三郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396112417
ISBN 10 : 4396112416
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Content Description

近年急速に再評価が進みつつある伊藤博文。本書は、その前半生と洋行体験に焦点をあて、当初の急進的な「暴れ馬」が、いかに現実的でバランスのとれた稀代の大政治家に成長していったのかの秘密に迫る。

【著者紹介】
泉三郎 : 1935年生まれ。一橋大学経済学部卒。事業のかたわら、76年から岩倉使節団の足跡を追う旅を始め、約8年で主要ルートを踏破。その成果をもとに、数々の著作やビデオ映像を制作し、96年「米欧回覧の会」を設立。『米欧回覧実記』の現代語訳を慶應大学出版会より企画刊行。NPO法人米欧亜回覧の会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あすなろ@no book, no life.

    仕事師で色好みでその頭脳は多方面に亘り知識蓄えあり、その性格は楽天的で調和的。そんな人物だったそう。自宅等はあくまで質素で書物からの勉学好きだったとか。日本人で初の公式英語スピーチして日本人で初めて外国人に外国で暗殺された政治家。自己研鑽した学びの裏打ちに多数の渡航経験が加わり、そこに調和力あれば大成した訳だと思った。

  • maito/まいと

    明治初期の巨頭政治家・伊藤博文の生涯を主に青年時代(〜明治10年あたり)を中心に振り返っていく一冊。(八重の桜での槇村さん見て感じた)多少の抜けを補って余りある情熱と行動力、決して偉大なカリスマを持ち合わせていなくても物事をきちんと動かせる人物が日本にいたことが、この国にとってどれだけ救いとなっていたことかを感じる。術が遅れていても心があった明治初期、術に秀でていても心が伴わない現代・・・文章終盤に書かれた現代への警鐘が心に刺さる。過去の歴史に学ぶべき要素がなんなのか、改めて考えるきっかけになる本です。

  • きさらぎ

    一般向けの本なのでやや記述に緻密さを欠く印象があるが結構面白く読んだ。主な記述が明治六年の政変以前という事で、伊藤は大政奉還にせよ政変にせよ「主要人物」ではない。高杉や木戸、大久保や岩倉といった大物達の補佐という役割だ。鳥羽伏見の開戦の際には下関におり、廃藩置県の際は直前まで米国に、更に廃藩置県後は降格人事ともいえる人事で大阪へ出向させられている。岩倉使節団に同行し、明治六年の政変の際も直前まで外国にあった。伊藤にスポットを当てることで、大事件の背景、とは言わないがその周辺事情を垣間見ることが出来る。

  • おらひらお

    2011年初版。伊藤博文の青年時代に着目したもので、困難にぶつかり、挫折しながらもそれを乗り越え、大きくなっていく様を紹介しています。歴史系の本ですがビジネスマンにもお勧めできるものです(文章が平易なので電車の中で立ち読みに丁度良いかも)。ただ、内容的には伝記などからエッセンスを抜き取ったもので、著者独自の視点がほとんどない切り口の良さのみで勝負した本です。

  • sekitak

    伊藤博文のことは今は懐かしき学研漫画とお札にまつわるエピソードしか知らなかったが、若いころの彼は浮沈を繰り返す様は非常に新鮮。特に木戸、岩倉、大久保との関係は複雑で密接。時に対立しながらどのように信頼関係を築いていったかは興味深い。賛否両論あったとしても、彼の業績は少なくとも日本国内でもっと評価されて、もっと知られてもいいとおもうし、彼の遂げられなかったことをもとに学ぶこともあると思う。

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