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ISBN 10 : 4540142461
Content Description
人口減少と高齢化、「成長」時代の終焉、そして未曾有の財政難…縮んでいく日本をどうすればよいかが、いま問われている。これからの時代に求められるのは、農山村を手放すことではなく、都市と農山村の関係を結びなおすことではないか。それぞれの魅力を知り、交わることから、多様性をもった豊かな日本が生まれる。都市と農山村を軽やかに行き来する人たちの経験と語りをとおして、人口減少時代の新たな「対流」の形を提示する。
目次 : 都市と農山村の新たな関係/ 1 農山村が開く、都市が開く(わらび座の理念と都市・農村の暮らし/ 都会っ子との出会い―開かれた農家生活・開かれた農村の始まり/ 秋田「学習旅行」38年の歩み/ 学習旅行から米の産直への発展)/ 2 都市と農山村を往来する若者たち(都市の子育て・島の子育て―「子宝日本一」の町より/ 職・食・住と暮らしの安心をつくる―農村の文脈・都市の文脈/ アウトサイダーなバンドマンなりに思う、これからの地方創生)/ 3 都市と農山村を取り結ぶ(若者たちを地域につなぐ―人づくりを担う中間支援組織として/ 東京から地方を応援するご当地交流サロンの運営/ 都市自治体と農山村自治体の協働)/ 都市と農山村の響き合う関係に向けて
【著者紹介】
沼尾波子 : 日本大学経済学部教授。1967年、千葉県生まれ。1997年、慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。慶應義塾大学経済学部研究助手、財団法人東京市政調査会研究員を経て、2000年より日本大学に勤務、2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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