医療におけるヒューマンエラー 第2版 なぜ間違えるどう防ぐ

河野龍太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784260019378
ISBN 10 : 4260019376
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
190p;26

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医療過誤関係の本を読みあさったことがある...

投稿日:2021/05/28 (金)

医療過誤関係の本を読みあさったことがあるのですが、その多くはこんな事例があったので気をつけましょうね、といった事例集にすぎませんでした。その中で、なぜヒューマンエラーが起こるのか、という原理から説き起こしたほぼ唯一の本です。ヒューマンエラーをいかに防ぐかという対策は、航空業界や製造業ではかなり発達していて、その視点で医療分野を眺めてみると、なんと遅れていることか。著者は、現場の人たちが優秀で、竹槍精神でも爆撃機を撃墜してきたために、かえって対策が進まなかったのだと言います。他産業では当たり前であるヒューマンエラーの防止技術を、医療現場に導入する最適の一冊でしょう。後半は少々難しいのですが、前半を読んだだけでも大いに役立ちます。

5656にゃんにゃん さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まい さん

    間違いは許されないが人間は間違えるもんだと言うことを前提として考える。それはヒューマンエラーを防ぐこ第一歩。分析すると結局はマニュアル遵守、わかりきったことが出来てない。肝に銘じたい。

  • Iso さん

    この本を読んで医療現場の現状を多くの人が知ってくれるといいと思う。

  • じんちゃん1196 さん

    すばらしい一冊だった。人命を預かる運輸業界や医療業界において、ヒューマンエラー防止が切実な問題であることは想像に難くない。医療業界向けのこの本では「点滴のスピードを間違えました」「酸素ボンベと二酸化炭素ボンベ間違えました」あげくには「患者間違えました」など、恐怖と驚きのエラーがさらっと出てくる。著者はエラーを起こしやすい人間の心理学・認知学的特性をきれいに体系的に紹介してくれたあと、エラー分析手法としてIMSAFERという手法をとりあげている。もうちょっときちんと読み込んで、ぜひ使ってみたい。

  • YOa suie さん

    物理的に出来ないという方法など参考になった。

  • ひろみ さん

    医療業界におけるヒューマンエラー対策の本。エラー分析方法についても詳しく書いてあり、内容が深くとても参考になる。

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