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日本画家小譚 マンガで読む 巨匠たちの日常

河野沙也子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861529726
ISBN 10 : 4861529727
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

画家の顔が見えると、日本画はもっと面白い。


竹内栖鳳、上村松園、土田麦僊、小野竹喬、横山大観、鏑木清方‥。

●お金や服装に無頓着
●趣味の時間が多め
●意見がコロコロ変わる
●人付き合いは苦手

‥そのほか、巨匠たちの意外な素顔を伝えるエピソードが満載! 京都で日本画を学んだ著者が描く、日本近代絵画史の新視点。

――芸術家は崇高な存在というイメージを持っていましたが、皆私たちと同じように人として生活しながら作品をつくっていたのだと、当たり前のことなのに、初めて気づきました。――河野沙也子(本文より)

◎その他の登場画家たち
(京都画壇)幸野楳嶺 山元春挙 木島櫻谷 橋本関雪 石崎光瑤 村上華岳 榊原紫峰 野長瀬晩花 岡本神草 甲斐荘楠音 福田平八郎 徳岡神泉 小早川秋聲 山口華楊ほか 
(東京画壇)岡倉天心 菱田春草 前田青邨 伊東深水 山口蓬春ほか

寄稿:野地耕一郎(泉屋博古館東京・館長)

【著者紹介】
河野沙也子 : 1996年、兵庫県生まれ。2019年、神山財団芸術支援プログラム奨学第6期生選出。2021年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了。作家として絵画、漫画作品等を制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    分類721。近代日本画家の面白いエピソードを漫画にして紹介する▽竹内栖鳳(たけうちせいほう)/山本春挙(やまもとしゅんきょ)/上村松園(うえむらしょうえん)/土田麦僊(つちだばくせん)/横山大観(よこやまたいかん)/小野竹喬(おのちっきょう)/菱田春草(ひしだしゅんそう)/鏑木清方(かぶらぎきよたか)[京都編]帝室技芸員/京都画壇の大家たち/国画創作協会の画家たち/昭和期に活躍した画家たち[東京編]院展で活躍した画家たち/官展で活躍した画家たち▽派閥はあるだろうけど爽やかに描かれている。2024.11刊

  • くさてる

    ほとんど知らない日本画家の世界、しかも巨匠の人となりというところで、面白く読めるのかなと思いましたが、淡々とした語り口とシンプルな描線、控えめなユーモアの組み合わせが醸し出す雰囲気がまさに日本画のようで楽しめました。

  • 多喜夢

    日本画の歴史を学ぶ参考に購入。京都の画家の紹介に多くスペースを費やしている。それぞれの画家のエピソードが簡単に紹介されていて楽しい。

  • 日本画家というものはみんな、江戸時代の人だと思っておりました。思い込みのイメージって怖い。(^_^;) 明治・大正・昭和と、ある意味激動の時代を生きてきた方々なのですね。(そういえば、「鵺の絵師」も大正〜昭和だった) 竹内栖鳳とか横山大観とか、私でも知っているような画家たちの、人柄だけでなく作風の解説もあって、作品を見たらエピソードを思い出して楽しめそうです。

  • analjustice

    有名な近代日本画家(竹内栖鳳、横山大観など)の人となりを親しみを持ってコンパクトに読める良いマンガでした。全ての作家が絵画を愛していることに胸が熱くなる。本作はポジティブな面を描いた作品だと思うので次作があればヤバイ側面もぜひ描いて欲しい。

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