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ヴィジュアルで見る 歴史を進めた植物の姿 植物とヒトの共進化史

河野智謙

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766136456
ISBN 10 : 4766136454
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

その出会いから、1万年。植物科学史を軸に人に見出され、人の暮らしを変えてきた植物たちの戦略を読み解く。

目次 : 第1章 人類に出会う前の植物たち(人類誕生以前)/ 第2章 人の定住と植物の利用(農耕文化以前)/ 第3章 主食作物の発見と花開く食文化(農耕と文明)/ 第4章 勃興する文明の植物への視点(古代・中世/大航海時代以前)/ 第5章 海を越えたプラントハンターと愛された植物たち(近世・近代/大航海時代と産業革命)/ 第6章 小さくなった世界で膨張する植物たち(近現代/産業革命後)/ 終章 未来を切り拓く植物と植物科学(未来)

【著者紹介】
河野智謙 : 北九州市立大学国際環境工学部環境生命工学科教授(国際光合成産業化研究センター長)。フィレンツェ大学付属国際植物ニューロバイオロジー研究所(LIVN)北九州研究センター長。パリ大学・パリ学際エネルギー研究所(PIERI)国際メンバー。理化学研究所・光量子工学研究センター・客員研究員。北九州市立自然史・歴史博物館・受託研究員。日仏学史資料センター(パリ・北九州)・センター長。生物の光応答・環境応答・光合成、植物‐微生物相互作用、数理生物学、科学史(植物学史)などを専門に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たまきら

    とてもきれいな植物史です。冒頭以外は人間とどのように共進化して来たかが説明されています。ユリノキのエピソードは面白かった!あと、よく柳のお茶とかヒストリカル小説に出てきますが、天然のアスピリンなんですねえ!トリビア満載、大満足の一冊です。未来に向け、きっとますます研究されている分野なんだろうなあ!

  • ganesha

    10億年をかけて進化してきた植物を時代ごとに追った、ボタニカルアートに溢れたカラフルな一冊。子羊のなる木が忘れられない。

  • ユウユウ

    “植物と人類のこれまでとこれから”

  • マグロのお刺身

    お気に入りさんの感想から。 歴史を進めたと一口にいっても色々ある。例えば学びを進めた、リンゴの木(重力の発見)暮らしを進めた麻(繊維になる)世界中の食卓も土地も豊かにした。インゲン豆、など。 そしてこれらは人間が植物と共に進化していったという証拠になる。植物に感謝。

  • 冬将軍

    『植物たちは人類が現れ、土を耕し、植物を生活に取り入れるのを待っていた』という観点から監修された見事な図鑑(?)とにかく面白かった!サツマイモは南米からポリネシアにヒトと船旅をする以前にひとりで海を渡ったらしいというような植物の視点で語られているのも読んでいて楽しい。欧州では温室なしでは柑橘類が育たず、オランジュリーとはオレンジを作るための温室だったなど、雑学的好奇心も大いに満たされた。最終章ではモノカルチャーが引き起こす問題点を指摘するだけでなく、植物科学が未来に役立つ可能性も提示している。

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