小学生に授業 朝日文庫

河合隼雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022617460
ISBN 10 : 4022617462
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
梅原猛 ,  
追加情報
:
311p;15

内容詳細

「どうして勉強しなくちゃいけないの?」「わかりませーん」。小学校の教壇に立った、世界的権威の教授陣が、子供たちの率直な発言に、あらゆる知識を総動員し、身振り手振りを交えて白熱の授業を繰り広げていく。笑いあり、突っ込みありの9時限をライブ収録。

目次 : 梅原猛―学問の楽しさ/ 山折哲雄―宮沢賢治/ 河合/隼雄―道徳/ 尾本惠市―自然に学ぶ/ 井波律子―三国志/ 芳賀徹―俳句/ 木村汎―交渉/ 山田慶兒―時を計る/ 安田喜憲―地中の花粉

【著者紹介】
河合隼雄 : 1928年兵庫県生まれ。京都大学理学部数学科卒。臨床心理学者、心理療法家。1962年から65年、スイス・チューリヒのユング研究所留学、ユング派分析家資格取得(日本人初)。京都大学教授、国際日本文化研究センター所長、文化庁長官を歴任。2007年7月逝去

梅原猛 : 1925年仙台市生まれ。京都大学文学部哲学科卒。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター顧問。日本ペンクラブ会長も務めた。仏教伝道文化賞、NHK放送文化賞などを受賞。文化勲章受章。著書に、『隠された十字架 法隆寺論』(毎日出版文化賞)、『水底の歌』(大佛次郎賞)、『ヤマトタケル』(大谷竹次郎賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • つみかた さん

    この本にはなぜ学ぶかと、どうやって教えるかが書かれている。人は一生かけて学ぶが、小学生の時の学びが最も重要だと感じた。

  • みけのすずね さん

    国際日本文化研究センターの先生方による小学生への授業。どれも興味がわいたが、とくに山折哲雄先生の「風」をテーマにした「宮沢賢治」、河合隼雄先生の身が入った「道徳」、芳賀徹先生と創る「俳句」、木村汎先生の淡々とした「交渉」が面白かった。チョウチョ好きな尾本恵市先生の「成功のひけつ」1.好奇心を持つ、2.一つのことに熱中する、3.やり続ける、が結構ツボだった。

  • luckyair さん

    一流の人は授業の進め方も面白い。俺たち相手に専門性の高い、あるいは未知の内容を教えるというのは実際にやってみるとかなりハードルが高いが、ここに登場する方は、子どもを引き込みながらやっているような様子がわかる。ビジネス書とは違い何か特別なことが書いている訳ではないが、ライブ感がありシンプルに子どもたち相手の話を組み立てる際の参考になる。★★★

  • Haru さん

    1996年に、京都にある国際日本文化研究センターの教授陣9名が、近隣の小学校の5年生、6年生を相手に、それぞれの得意分野の授業を行った記録です。梅原猛さん、山折哲雄さん、河合隼雄さんなど各分野の重鎮が、小学生相手に、本気かつ平易に授業をしようとされているのが、なかなかおもしろかったです。小学生のときに、私もこんな授業受けてみたかったです。

  • ダージリン さん

    一流の学者達が小学生に行った授業。小学生相手に気合いの入った授業が展開されている。河合隼雄さんに授業を頼みに行った校長先生も偉いし、それに応じた講師の方々も偉い。講師の方々の旺盛な好奇心、一途な探求心は、深い意味で学問に対する動機付けになったのではなかろうか。

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人物・団体紹介

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河合隼雄

1928年‐2007年。臨床心理学者。京都大学名誉教授。京都大学教育学博士。2002年1月から2007年1月まで文化庁長官。国際箱庭療法学会や日本臨床心理士会の設立等、国内外におけるユング分析心理学の理解と実践に貢献。『昔話と日本人の心』で大佛次郎賞、『明恵 夢を生きる』で新潮学芸賞受賞。1995年

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