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繰り返す日本史 青春新書インテリジェンス

河合敦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413045995
ISBN 10 : 4413045998
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

コロナと黒船来航、元寇、太平洋戦争と承久の乱…なぜ、驚くほどそっくりなのか?「歴史を突き動かしてきた力」の正体が見えてくる!

目次 : 1章 国難で繰り返される独特のシナリオ―「新型コロナ」、昭和恐慌、黒船来航、元寇、白村江…(日本史の法則1 危機への“過剰な”対応/ 甘い見通しから始まる強引さ ほか)/ 2章 歴史が動くとき、繰り返し現れる「貴種」の力―太平洋戦争、明治維新、信長・秀吉・家康、承久の乱…(日本史の法則2 貴種と名家…伝統に敬意を払う/ 明治〜戦前も「象徴天皇」に近かった ほか)/ 3章 「祟り」と「穢れ」に振り回される権力者たち―記紀、平安京遷都、菅原道真、藤原道長、崇徳上皇、徳川家康…(日本史の法則3 祟りを恐れ、穢れを嫌う/ 「祟り」と「穢れ」はどこまでさかのぼれるか ほか)/ 4章 なぜ「和を貴ぶ」のに、たびたび争いが起きたのか?―憲法十七条から「コロナ」まで続く原理とは(日本史の法則4 和の名のもとに、他人の自由を許さない/ 必ず合議制に落ち着く日本人 ほか)/ 5章 あっという間に欧米列強に追いついた理由―高い教育力と、何でも飲み込む「漬物文化」(日本史の法則5 学ぶ意欲の強さとアレンジ力/ なぜ古代からアレンジが得意なのか? ほか)

【著者紹介】
河合敦 : 歴史研究家、歴史作家、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まいさん

    歴史は繰り返すというが、歴史の繰り返しのパターンや頻度が、国や地域によって「好み」や「クセ」があると言う視点から日本の歴史を読み解いていく。これはこれでなるほどと思った。

  • Eiki Natori

    図書館で見つけたのだが、なかなか面白い本だった。 日本人の特性を象徴する5つの法則で成り立っているのだが、「甘い見通しから、強権発動」とか、「知っていたのに無策」とか今の政府と何一つ変わらないし、「家柄」に拘るところなど。「外国のモノマネ」を日本流にアレンジして成長してきた国であることはたしかで、それこそ経済復興のヒントになると思うのだが・・・ ただ「合議制を好み」「独裁は続かない」という部分は今は異なっていると思う。表向きは合議制や民主主義でも、中身はそれらが一体となって独裁を支え、民も支持するからだ。

  • 復活!! あくびちゃん!

    その時におけるキーワードを基に、現代と過去を行き来するという書き方で、なかなか面白いのだが、1章がダメ。終始権力側に原因があるという批判しかなく、極めて主観な主張が続く。歴史研究家であれば、もう少し客観的に見ることができないと、歴史のとらえ方を間違えるのでは? そこだけが残念でした。

  • モリメン

    繰り返す、というか、現象のパターン分けの話かな。

  • ゲンタ

    日本史には特徴的な5つの原理があると筆者は言う。 @対外危機への"過剰な"反応 A貴種や名家を尊ぶ伝統 B祟りを恐れ、穢れを嫌う C和を尊び団結を重んじる一方、他人の自由を許さない D教育力と模倣力の高さ 様々な事例を挙げながら、論じられていて面白かった。筆者は、現代は国家が教育を軽視しているために、国民の好奇心が弱まり国際競争力を失っているのではないかと語る。良き行動原理は、後世に受け継いでいきたい。

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