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ISBN 10 : 459409371X
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明治になってから大事件に見舞われ、お家存亡の危機に陥った殿様たちがいた。たとえば、藩の尊王攘夷派が暴走し、新政府の転覆をはかったことで、お家をつぶされた久留米藩主・有馬頼咸。大量の贋金をつくったことが発覚し、見せしめとして処罰された福岡藩主・黒田長溥。家臣たちに監禁され、毒殺の有無を確認するため墓をあばかれ解剖された相馬中村藩主・相馬誠胤。改易状態から新天地での開拓に成功した名門仙台藩の亘理伊達邦成など。知られざる明治の大事件と翻弄された殿様たちの人生を追う。
目次 : 第1章 理は殿様にか家臣にか(板倉勝静・備中松山藩―家臣の願いをよそに反新政府を貫き、ついには蝦夷地へ/ 島津久光・薩摩藩―新政府を最も警戒させた藩主ではない男/ 相馬誠胤・相馬中村藩―忠義か、お家乗っ取りか。藩主監禁を軸にした明治の大事件)/ 第2章 分裂・抗争を繰り返す藩内(稲田邦植・洲本城代稲田家―主家からの独立を望んだすえの惨劇/ 有馬頼咸・久留米藩―長い藩主生活を送るも家臣の対立で混乱)/ 第3章 旧藩士を守るため(伊達邦成・仙台藩一門亘理伊達家―艱難辛苦のすえ北海道開拓に成功/ 黒田長溥・福岡藩―藩主を辞したのちの贋金騒動解決に尽力)
【著者紹介】
河合敦 : 歴史研究家、歴史作家、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史書籍の執筆、監修のほか、講演やテレビ出演も精力的にこなす。初の小説『窮鼠の一矢』(新泉社)を2017年に上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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フク
読了日:2023/04/28
Tak
読了日:2023/01/11
KOH
読了日:2023/02/16
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