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日本史は逆から学べ 近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる 知恵の森文庫

河合敦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334787271
ISBN 10 : 4334787274
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan

Content Description

歴史の授業は原始・古代から現代へと学んでいくが、現代との関係が分かりづらく歴史を身近に感じられないのが難点だ。そこで有効なのが「逆から学ぶ」方法である。現在から過去へと時系列をさかのぼり、推理小説を読むように「なぜ?」「どうして?」と因果関係を紐解いていけば、日本史のあらすじは一気に頭に入るだろう。

目次 : 第1章 近現代‐幕末(なぜ日本は、経済大国に成り上がることができたのか?→アメリカが戦後日本の経済成長を後押ししたから/ なぜアメリカは、戦後日本の経済成長を後押ししたのか?→冷戦が激化するなか、日本を西側陣営の防壁にしようとしたから ほか)/ 第2章 江戸時代‐戦国時代末期(なぜ幕府は、薩長らの倒幕運動を制し切れなかったのか?→幕府の天保の改革は失敗したのに、薩摩藩・長州藩らは改革に成功したから/ なぜ水野忠邦の天保の改革は、失敗に終わったのか?→あまりに性急かつ大規模に改革を進めたから ほか)/ 第3章 戦国時代‐平安時代末期(なぜ織田信長ら戦国大名は、覇権を争うようになったのか?→応仁の乱により室町幕府の支配力が弱まったから/ なぜ応仁の乱は起こったのか?→将軍の力が弱まっているところに、将軍家と管領家の家督争いが重なったから ほか)/ 第4章 平安時代‐旧石器時代(なぜ藤原氏による摂関政治が長く続いたのか?→藤原氏が家族制度を利用した権力維持システムを構築したから/ なぜ藤原氏北家は、朝廷で実権を握ることができたのか?→嵯峨天皇のもとで台頭した藤原冬嗣以降、北家が他氏排斥に成功していったから ほか)

【著者紹介】
河合敦 : 1965年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぐっち

    受験生の息子が勉強しているので、母も勉強っぽいのを読んでみる。なるほど、なぜそうなったか、という観点で日本史を見直してみるとわかりやすい気がする。でも、それぞれの人物や事件の説明はさらっとしているので、日本史の最初の1冊ではなく、中学の歴史ぐらいは勉強したうえでの1冊かなあ。

  • ゆにまる

    歴史に疎い私ですが、これは面白いかもと思って読んでみました。鎌倉時代あたりで飽きてきてしまい、途中で断念。歴史は知っておきたいとは思うんだけど、じゃっかん思っていたのと違うー!他にも読みたい本があるので今回は読破できず残念ですがここまででやめときます。またの機会に。

  • マッピー

    タイトルを見て「面白そう!」と思ったけど、思ったより楽しめず。帯には『大人にも受験生にも効く一冊!』と書いてありますが、どちらかというと受験生寄りの、でも帯に短したすきに長しってところでした。確かに逆から見るとわかりやすくなる部分はあるけど、それはあくまでも受験用の歴史の範囲でしかない。大事な言葉は太字にしてあるので、あとは自分で調べてねって言うことなのかもしれないけど。『歴史の苦手な子どもの勉強を見てやる親』ならいいかも。なんでこうなったか…と親が教えてくれるなら、子どもは歴史を好きになるかもしれない。

  • Shinya

    歴史上の起こった出来事の順ではなく、その出来事がなぜ起こったのかと疑問をもって遡っていくスタイル。 「なぜそうなったん?」の疑問を持つことで、頭にのこりやすくなるとおもう。

  • ニャンリッチ

    現代から順に太古にあえて遡っていくことで、歴史の因果関係を辿っていくスタイル。なるほど、たしかに、古代へいくほどに、話がボンヤリとして若干、読みにくくなるから、イメージがわきやすい現代から辿るとこの意義がわかる。「あの偉人はなんでそんなことしたの?」を遡ると、その動機が先代(親)への反発心であるなどするから、人間ってのは面白い。

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