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絵画史料が語る祇園祭 戦国期祇園祭礼の様相

河内将芳

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784473040374
ISBN 10 : 4473040372
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「動く美術館」と称される京都・祇園祭の山鉾行事。その源流といえる戦国時代の姿に絵画史料と文献史料の両面から迫る。

目次 : 第1章 神輿渡御(史料のなかの神輿渡御/ 描かれた神輿渡御)/ 第2章 山鉾巡行(史料のなかの山鉾巡行/ 描かれた山鉾巡行)/ 第3章 祇園会の見物風景(史料のなかの見物風景/ 描かれた見物風景)

【著者紹介】
河内将芳 : 1963年、大阪府生まれ。奈良大学文学部史学科教授。京都府立大学文学部文学科を卒業後、甲南高等学校・中学校教諭。その間に京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、京都大学博士(人間・環境学)取得。京都造形芸術大学芸術学部歴史遺産学科准教授を経て、現職。日本中世史専攻。中世後期の都市社会史を中心に研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chang_ume

    中世とりわけ戦国期の「祇園会」入門として、おそらく本書がまず一番と思う。『洛中洛外図屏風』(歴博甲本、上杉本)に加えて、あまり目にする機会のない『日吉山王祇園祭礼図屏風』[サントリー美術館蔵]の分析がうれしい。豊臣政権の京都改造前の御旅所(大政所、少将井)と祇園社間の神輿渡御、そして山鉾巡行に関して経路を復元しながら、室町将軍や天皇を含めた都市祭礼民の行動様式が解像度高く描かれる。三条西実隆が爆笑を語る「乗牛風流」が今は失われた要素として面白い。また戦国期の祇園会は冬季開催が多く、不安定なありかたも意外。

  • アメヲトコ

    室町時代から戦国時代、現在の祇園祭の原型がつくられるまでの過程を追った一冊。図版が多く、わかりやすく解説されていますが、なぜか洛中洛外図暦博甲本の図の解像度がやたらと低いのが残念。絵画史料を表に出すからには、これは出版社に頑張って欲しかったところです。

  • kashi_ivy

    まず、サントリー本の詳しい図版が紹介されているのは価値あり。同屏風が洛中洛外図屏風と匹敵するくらい、戦国京都の町並みを詳しく活写していることを認識した(下京だけだけど)。もちろん内容も面白い。河内先生の祇園祭関係本の中では、まずこれが入門書としておすすめだろう。

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