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天国と地獄 選挙と金、 逮捕と裁判の本当の話

河井あんり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344044432
ISBN 10 : 4344044436
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

「あの事件」について、著者自身が真実を語る。
著者は何と闘い続け、何を思い、周りで何が起こっていたのか。

普通の人、普通の国会議員が味わうことのない、
数奇な人生である「河井あんり」の生き様が詰まった一冊。

【目次抜粋】
〇序章 桜蕊(しべ)降る
――逮捕の時
・そして脂肪が残った

〇第1章 花笑う
――結婚がすべてのはじまりだった
・結婚は人生の墓場だと言うけれど

〇第2章 花あかり
――選挙、燃え
・政治にまつわるお金の話

〇第3章 春嵐
――事件の真相
・外堀が埋められて

〇第4章 風花
――拘置所の中
・始まる、逮捕後の取り調べ

〇第5章 忘れ霜
――保釈、判決下る
・生まれての初めての出廷

〇終章 梅ふふむ
――闘いは終わって、始まる
・裁判の余波

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Book Meter Reviews

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  • 梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

    ▼参議院議員に当選後、大規模な買収事件で執行猶予付きの有罪判決を受けた著者が、事件の顛末を語る▼自身の知識不足から、ウグイス嬢への報酬が規定を超えていたこと、そして配偶者であり法務大臣でもあった克行氏が本人の知らないうちに現金を配っていたことが逮捕・訴追の原因であったと、当時の状況が語られてる▼拘置所での衣食住についても生々しい記述がある。食事として「スパゲッティナポリタン風の切り干し大根」が出たというエピソードには笑ってしまった▼著者や家族、周囲の人々の喜怒哀楽をめぐる人間ドラマとして読める一冊だ。

  • えすてい

    夫の獄中記を読んでいたので、同じく選挙違反で有罪となった妻のエッセイも見たくなったものだ。意外だと思ったのは、裁判で最後まで抵抗するつもりだったと思っていたのに、起訴された時点で抵抗を諦め、有罪判決を下されても控訴するつもりもなかったとのこと。逮捕・取り調べ・勾留から見えてきた人間河合あんりの自筆イラスト付きエッセイ、獄中での膨大な読書で人生を見つめた夫とともに、自分の犯した罪を回顧するのは、「当事者」になってみないと分からないものだ。勿論、そんな経験はしたくはないのだが。妻は来年執行猶予期間が終わる。

  • Akki

    ここ数年で自民党内部のあれこれが公然と暴かれるようになってきた。安倍晋三さんが亡くなって加速したような気もする。とはいえ、ここまで赤裸々に書いている本は少ないのではないか。中身はとんでもなく重い。随所に他者の悪意が練り込まれているし、地方のムラ社会ぶりがドロドロで、夫婦関係も苦しそう。それでも軽いエッセイのように書けてしまうのは、うつ病だったことも大きいように思う。世界がどこまでも遠くなり、あらゆることがどこか他人事になってしまう病だから。本を書き終えて寛解なさったとのこと。この先が明るさに満ちることを。

  • 西澤 隆

    この本の出版直後ラジオ番組で彼女に番組のほぼ同年代の女性アナさんが一番の疑問として「なぜ離婚されなかったのですか?」と質問されていたのが印象的。家族は弱いところを最も目にするということを割り引いてもこの人の夫は個人的にはお付き合いしたくないタイプ。そして彼に限らず周辺のいろんな人を、しかも実名でどんどん言及していく、ほんわかとした絵や文体に隠れて、実は相当怖い本だなと感じて読んだ。公選法自体が相当実情に合っていない中、恣意的な立件はいくらでもできる状況を改善しない政治家と信頼の置けない検察が印象的でした。

  • Ukyoaki

    最悪の議員だと思っていたが,やったことに対し,言い訳などはしておらず印象が変わった.それよりも,グレーゾーンの公選法で,逮捕など,法律でなく検察が決めるといった法治国家でなく人治国家的な部分が日本にも存在していることに恐ろしさを感じた.

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