沢田美喜― 黒い肌と白い心 サンダース・ホームへの道 人間の記録

沢田美喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784820559634
ISBN 10 : 482055963X
フォーマット
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
20cm,292p

内容詳細

外交官夫人として海外生活を送り、キリスト教に入信。戦後エリザベス・サンダース・ホームを設立し、私財を投げうち、偏見と貧困に苦しむ混血児の養育に生涯を捧げた澤田美喜が綴る愛と感動のドラマ。

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読書メーターレビュー

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  • kana さん

    前半は三菱財閥創始者の孫としての華やかな生い立ちと著者のお転婆お嬢様ぶりが面白く、昔の少女漫画みたいだと微笑ましく読んでいた。ところが戦争でその生活は一転。惨状を目にし、混血児を守り育てることを決意する。様々な試練のなか常に付き纏っていたのが経済的困窮だが、「お金は追うものではなくついてくるもの」という境地に至る。誰かに必要とされることをしていれれば、天に見捨てられることはないのだと思わされた。

  • Willie the Wildcat さん

    三菱・岩崎家の長女に生まれた筆者の自伝。世の中にはこのような世界に生まれ育つ人もいるのだと感じざるを得ない前半。その信仰心から芽生えたと感じる慈悲心と戦争孤児(混血児)救済の様々な活動を綴った後半。混血児を含めた時代背景に教科書で学ぶことの出来ない日本の歴史を学んだ気がする。ただし、前半部分があまりに自身の人生とはかけ離れた世界であるが故に、若干の違和感を感じざるを得なかったのも事実なり。

  • kochisat さん

    戦後、米軍兵士と日本女性の間に産まれた子どもたちのためのホームを開いた澤田美喜さんは、三菱創業家のお嬢様で外交官夫人。心突き動かされる使命のために、そうしたバックグラウンドも含めて自分の全てを無我夢中で捧げる姿に圧倒されるし、恵まれた資質をとことん活かすことへのある種の清々しさも感じる。

  • とりのプテラノドン さん

    大学でエリザベス・サンダースホームの話を聞いて以来、いつか読もういつか読もうと思ってた本です。路地裏に、川に、電車に、混血児の死体が溢れてた戦後。日本人にもアメリカ人にも存在しないものとして扱われ、殺してしまえとも言われた子どもたちを守った女性のお話です。

  • fuchsia さん

    戦後私財を投じて日米混血孤児のための施設、エリザベス・サンダーホームを設立した偉人です。軽妙な語り口の文章ですが、実像は厳しい方だったようです

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