Books

「おバカ大国」オーストラリア 中公新書ラクレ

沢木サニー祐二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121505194
ISBN 10 : 4121505190
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

車が暴走するデコボコ道路を裸足で闊歩。泥酔して暴れ、ルーズで浪費好き、それがオーストラリア国民、オージー。粗野でマイペースな彼らは、国際的に「おバカ」とも揶揄される。しかしOECD調査の幸福度では4年連続「世界1位」。相容れない「おバカ」と「幸福」が同居するのはなぜか? 在住18年の著者が、実体験とデータから秘密を探る。領土問題やTPPなど、国際的課題を抱える「賢い」日本。今こそ愛すべき「おバカ」大国から学べ!

90年代後半には80万人を超える日本人が足を運び、近年では、逆に訪日者数が過去最高を記録するなど、国民の間でも活発な交流が続くオーストラリア。国と国で見ても、集団的自衛権行使の憲法解釈を変更した一週間後には首相自ら訪問。防衛協定と経済連携協定を結ぶなど、その関係はますます深化しています。ただし、現実をみれば豊かすぎる自然に囲まれたまだ若い国ということもあって、オーストラリアに粗野な面があることは否めません。価値観も日本とはだいぶ異なり、「強けりゃ偉い」「嫌なら逃げろ」「他人の言うことは聞かない」……。でも、その幸福度は世界1位。グローバル化する世界で価値を持ち始めている、その理由とは? オージーの世界を知れば、今日から幸せになれること間違いなし!

[著者紹介]
1965年、茨城県生まれ。国際調停人。大学で心理学を専攻後、講談社入社。編集者として 『週刊少年マガジン』『科学図書ブルーバックス』などを手がける。94年に退職後、オース トラリアの独立移住ビザを取得、現在までシドニーに在住。現地でカンタス航空機内誌の 副編集長を経て、編集プロダクションを運営。月刊誌やガイドブック製作などに携わりながら、移住・資産運用・法務サポートなどを行う。現在、日本経済新聞シドニー支局現地記者であり、ニューサウスウェールズ州治安判事、オーストラリア全国調停人協会認定調停人、 英国仲裁人協会会員。著書に「調停人のための、英国式調停プロセス解説」

【著者紹介】
沢木サニー祐二 : 1965年、茨城県生まれ。国際調停人。大学で心理学を専攻後、講談社に入社。編集者として『週刊少年マガジン』、『科学図書ブルーバックス』などを手がける。94年に退職後、オーストラリアの独立移住ビザを取得、現在までシドニーに在住。現地でカンタス航空機内誌の副編集長を経て、編集プロダクションを運営。月刊誌やガイドブック製作などに携わりながら、移住・資産運用・法務サポートなどを行う。現在、日本経済新聞シドニー支局現地記者であり、ニューサウスウェールズ州治安判事、オーストラリア全国調停人協会認定調停人、英国仲裁人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mitei

    オーストラリアって面白い国だなと思った。普通に「労働者にコスト、経費削減の意義を説明してもみんな意味が分からない。」辺りの下りに笑ってしまった。だからいきなりリストラなどの人件費削減の方になるらしい。しかしみんながみんな気楽に生きている社会というのは中々日本では実現出来ないけど、こうなればいいのになと思った。

  • mazda

    初めは「ほんと、バカだな」とか思いながら読んでいましたが、幸福度の話になると、もしかしてこっちの方が賢いんじゃないの?、と考えが変わりました。しかしまあ、書いてある通り、オージーは働かない!11時くらいにわらわら来たと思ったら昼食食べて、昼も少し経ったと思ったら卓球大会。いつ働いてんの?、と感じるくらいでしたが、どうやらそれが普通のオージーみたいですね。言いたいことを言って、つまらないことで悩まない、そしてストレスフリーの生活を送る、というのは、人間らしい生活なのかも知れません。

  • うずら

    読書メーターで見かけて気になった本。かなり誇張しているんだろうけどおおらかさでパワフル重視の国民性、読んでいて笑えました。価値観の軸をちょっと動かすだけで幸せ度がアップする。シンプルにストレートに。「へっ、ビールでも飲むか」

  • 佐藤一臣

    移民の国の実態がよくわかります。オーストラリアの国民性というよりも多種多様な人の集まりの国では、大きな差異にこだわっていたら生きていけないのかなと思いました。日本は単一民族なので、国民に差異がほとんどないので、人と違うことをやって生きるには非常に酷な環境です。少しでもオージーな生き方を取り入れていかないと日本人はストレスで潰れちゃいますね。TPPの交渉がうまくいかないのがよく分かります。

  • いづむ

    読んでいて、あーわかる!と思うオーストラリア人達の傾向はあるけれど、ちょっと誇張が見られるし、著者の限られた経験からそこまで言うのはいきすぎかな、と思うところ多々。幸福度の高さの理由はどこにあるのか、もう少し分析が欲しかった?(購入本)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items