殿様を叱る! 歴史を動かした戦国大名家臣たちの直言集 新人物文庫

沢宮優

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784404040145
ISBN 10 : 4404040148
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
15cm,223p

内容詳細

今こそ学べ!未曾有の危機に、ハラキリ・打ち首覚悟で、殿様を救った部下たちの勇気ある諫言・苦言。

目次 : 第1章 天下人を叱る!1―織田信長へ(織田信長へ、木下藤吉郎より―二十日もかかって石積みもできませんのは、奉行様の人使いが悪いからです/ 織田信長へ、簗田政綱より―迂回して確実に義元を攻撃できるでしょう ほか)/ 第2章 天下人を叱る!2―豊臣秀吉へ(豊臣秀吉へ、竹中重治より―他の鵜匠のもとに行こうとは思いませぬ/ 豊臣秀吉へ、竹中重治より―惜しいことに温和であられず、偏ったところがございます ほか)/ 第3章 天下人を叱る!3―徳川家康へ(徳川家康へ、鈴木久三郎より―なんと情け知らずの主君に仕えたものよ/ 徳川家康へ、鳥居忠広より―今日の合戦はすべきではありません ほか)/ 第4章 大大名の主を叱る!(武田信玄へ、板垣信方より―詩歌にうかれては大将はつとまりませぬ/ 武田信玄へ、比田武右衛門より―外見のみでは、人の値打ちはわからぬ ほか)/ 第5章 殿様を叱る!(北条早雲へ、大道寺重時より―主従のけじめは、はっきりといたさねばなりませぬ/ 大友宗麟へ、立花道雪より―人を弄べば徳を失い、物を弄べば志を失う ほか)

【著者紹介】
沢宮優 : 1964年、熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部史学科(考古学専攻)卒、早稲田大学第二文学部日本文学専修卒。歴史から文学、映画、スポーツまで幅広く執筆。『巨人軍最強の捕手―伝説のファイター吉原正喜の生涯を追う』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Humbaba さん

    自分よりも格上の相手を叱る。それは非常にリスクの大きなことである。たとえ自分が正しかったとしても、相手がその正しさを認めてくれなければ命さえも失いかねない。しかし、自分の仕える相手が有能であればそのリスクを背負うことでより一層信頼を勝ち取れることもある。

  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺 さん

    単なるゴマスリの言葉や暴言もある(笑)。私の好きな永美ハルオ画伯のイラストが多く入っていて、それが嬉しい本。

  • lop さん

    部下が大名をたしなめた言葉を集めています。この本で武将の関係性がわかります。若干現代のビジネス的な書き方されてますが、これは信頼関係などの関係性があってのことなので、関係を築くまえに言ったら終わります。

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沢宮優

ノンフィクション作家。1964年、熊本県生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学第二文学部日本文学専修卒業。昭和をテーマにした作品を多く執筆。文化財保存全国協議会会員、肥後考古学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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