家計簿の中の昭和 文春文庫

沢地久枝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167239220
ISBN 10 : 4167239221
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,251p

内容詳細

何十年もの間、著者は毎日の金銭の出入りを記録し続けてきた。旧満州からの引揚げの決算、戦後初めてかけたパーマ代、安保の年の結婚費用、向田邦子と旅した世界旅行の代金、石油危機の買溜め品、そして終の棲家の建築費―。家計簿の中の数字を通して、昭和という時代を生き生きと描く珠玉のエッセイ集。

目次 : 貧乏物語ではなく…/ 満州引揚げの決算/ はじまりの五厘硬貨/ パーマと「電髪」/ 大家になる/ 作家の助手生活/ きもの入門の記/ 祖母の弔い/ 母との二人旅/ 平和還る/ 三度の心臓手術/ デビュー作のころ/ 都電今昔ものがたり/ 五味川さんの闘病/ 安保の年の結婚式/ 向田さんとの旅日記から/ 石油危機と買占めの日々/ 一六銀行/ 終の棲家を買う/ 借金完済の日

【著者紹介】
澤地久枝 : 1930(昭和5)年、東京に生まれる。旧満州で敗戦を迎え、46年に帰国。49年中央公論社に入社、63年「婦人公論」編集部次長を最後に退社。作家・五味川純平氏の資料助手を経て、72年『妻たちの二・二六事件』でデビュー。近現代史の実相に迫るノンフィクションを数多く発表している。78年『火はわが胸中にあり』で第5回日本ノンフィクション賞を受賞。2008年度朝日賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    満州引き揚げ、大病、OL時代…人生を振り返りながら、場面場面で発生した収入支出の克明な記録を挿入するエッセイ。目につく品物を買い漁った“オイルショック”の混乱ぶりだったり。向田邦子さんと海外旅行に行った際には、彼女の買い物まで記録していて失笑する。筆者の自伝的要素と家計簿によって加算された等身大の暮らしぶりが、昭和前期・後期の流動を浮き彫りにしている。

  • 浅香山三郎 さん

    『わたしが生きた「昭和」』に続き、澤地さんの本。こちらも「昭和」がタイトルに入るが、概ね戦後の澤地さんの半生を顧みる。私も大雑把な支出記録は付けてゐるが、本書ほど節目節目の情景と連鎖はしてゐない。澤地さんの始末のあり方と、必要に応じては出し惜しみしない了見がよく分かる。「植民地満洲の敗戦体験でこりたわたしは、大胆な生き方をしながら、慎重な人間にもなった。」といふ回顧の背景には、昭和だつた頃の戦後の、何とか遣り繰りの出来た日本経済の成長があつた。調べて書く作家を支へた「戦後」といふ時代の一側面もよく分かる。

  • こまっちゃん さん

    家計簿はまるっきり付けていない私、この本を読んでかなり反省しました。家計簿は暮らしの記録そのもの。来年こそ付けようかしら。

  • まりこ さん

    父は亡くなり、一家の大黒柱に。独身、数回の大手術。心もとないが、何か暗さがない。人柄か?一冊の本を仕上げるのに膨大な資料、人件費。満州からの引き揚げ。オイルショック。着物、向田邦子との海外旅行。色んな話があったが、凄い強い人。

  • アマデウス さん

    読書メーターユーザーは著者の記録癖に共感が大きいはず。しかしながらその記録の緻密さと膨大さはけた違いだし、そこから物事を感じ取り提示してみせる分析の鋭さにはただただ恐れ入るばかりです。

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