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ISBN 10 : 4480438866
Content Description
「“悪”という言葉の裏側には、だれきった日常性を破壊するデモーニッシュな力が潜んでいた」(「あとがき」より)。都市の盛り場は、遊女や役者など賤視された「制外者」たちの呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。芸能を業とする人びとは、どのように暮らし、どんな芸を生み出したのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をさぐる。
目次 : 第1章 わが人生の三つの磁場/ 第2章 「悪所」は「盛り場」の源流/ 第3章 遊女に潜む霊妙なパワー/ 第4章 「制外者」と呼ばれた遊女と役者/ 第5章 特異な都市空間としての「悪所」/ 第6章 “悪”の美学と「色道」ルネサンス/ 第7章 文明開化と芸能興行/ あとがき/ 解説 身体・声・音により表現される文化と社会、国家、制度(松尾恒一)
【著者紹介】
沖浦和光 : 1927‐2015年。大阪府生まれ。東京大学文学部卒業。桃山学院大学名誉教授。民俗学、比較文化論、社会思想史専攻。被差別民と被差別部落の研究をおこなった。国内外の辺境、都市、島嶼を歩き、日本文化の深層をさぐる研究をつづけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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HANA
読了日:2024/02/16
fwhd8325
読了日:2024/01/30
Shoji
読了日:2024/01/19
大先生
読了日:2025/01/30
わ!
読了日:2023/11/09
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