ブラームスの音符たち 池辺晋一郎の「新ブラームス考」

池辺晋一郎(1943-)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784276200623
ISBN 10 : 4276200628
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;22

内容詳細

目次 : ■第1章: 史上最高の旋律  ヴァイオリン・ソナタ第1番 / ■第2章: 形式の原理の具現  ヴァイオリン・ソナタ第3番 / ■第3章: 選択もセンスも作曲のうち  ハイドン・ヴァリエーション / ■第4章: 雄渾と感傷の合体  弦楽六重奏曲第1番 / ■第5章: 壮麗さの中の  交響曲第3番 / ■第6章: シンプルな歌ごころ  ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 / ■第7章: 二つのラプソディ  はまる理由は? / ■第8章: 旋律がないなんてウソ!  ヴァイオリン協奏曲 / ■第9章: 揺れ動くかたち  ホルン・トリオ / ■第10章: 反動の反行?  交響曲第2番 / ■第11章: クラリネット五重奏曲  ユニークな主題の構造 / ■第12章: 厳粛な気分で  4つの厳粛な歌 / ■第13章: 旋律構造の微妙な魅力  交響曲第1番 / ■第14章: 豪放磊落、大胆不敵  ピアノ協奏曲第1番 / ■第15章: 優雅、優美、典雅に「待つ心」  ピアノ協奏曲第2番 / ■第16章: 渋さの極み  アルト・ラプソディ / ■第17章: 律儀な先生か、芸術家のゆとりか  51の練習曲 / ■第18章: 学生歌の味わい  大学祝典序曲 / ■第19章: 2度の暗示と具現  ピアノ五重奏曲 / ■第20章: 意気と懊悩と  ピアノソナタ第1番 / ■第21章: 独創的!かつ次の時代への指針  交響曲第4番 / ■第22章: ブラームスはウシロを向いていない 交響曲第4番の続き&2つのセレナード / ■第23章: ここにもブラームスらしさ  よく知られた歌曲を4つ / ■第24章: 幸せを願う歓びの音楽  ドイツ・レクイエム

【著者紹介】
池辺晋一郎 : 1943年水戸市生まれ。作曲を池内友次郎、島岡譲、矢代秋雄、三善晃の各氏に師事。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。在学中、安宅賞、66年日本音楽コンクール第1位、同年音楽之友社室内楽曲作曲懸賞第1位、67年中西音楽賞第3位、68年音楽之友社作曲賞などを受ける。以後、ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞2度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞8度(うち2度最優秀賞)、放送文化賞、紫綬褒章などを受賞。主要作品:交響曲1〜7、ピアノ協奏曲1〜2、チェロ協奏曲、オペラ「死神」「じゅごんの子守歌」ほか管弦楽曲、バレエ、ミュージカル、室内楽曲、合唱曲、歌曲など多数。(社)日本作曲家協議会会長、東京音楽大学教授などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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わかりやすい楽曲分析が中心ですが、池辺さ...

投稿日:2014/06/29 (日)

わかりやすい楽曲分析が中心ですが、池辺さんの独特の文章により、ブラームスがどれだけ多くのことを考えてきたかが想像でき、ますますブラームスの音楽と人間性に魅力を感じるようになりました。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きりこ さん

    音符シリーズのコンセプトが継承されていて、学問的な視野から分析するのではなく楽譜の行間から何かを読み取るというもの。池辺さんがとてもユーモラスに分かりやすく解説してくれるブラームスの曲のあれやこれやをyou-tubeで聴いてみました。4つの厳粛な歌の1曲目が「コガネムシハカネモチダ…」のメロディそっくりで可笑しかったです。音符についてはなかなか難しいものがあるけれど音楽って深く面白いと思う。池辺さんが「慎重居士」と呼ぶブラームスがメロディメーカー(旋律作家)という意見には全く同感です。

  • カタコッタ さん

    ブラームスファンのための本でしょう。駄洒落満載で読んでいて飽きませんが、ナルホドと思わせることが多いです。しゃれた本です。

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