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生きているのはなぜだろう。 ほぼにちの絵本

池谷裕二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865013801
ISBN 10 : 4865013806
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東京大学薬学部教授である池谷裕二さんが、
「人はなんのために生きているのか」
「何をなすべきか」という自らの問いに、
自然や科学の法則から答えを出そうとした本です。
これは、東京大学の新入生向けに、
池谷さんが毎年行う講義内容でもあります。
その科学的な理論を、ビジュアルの絵本で
伝えられるように平易に書きおろしました。

絵は、映画界で世界的に活躍する
コンセプトアーティストの田島光二さんが担当しました。
池谷さんの考えと
物語を支える理論を理解することからはじめ、
何度も話し合いやラフスケッチを重ねて、
3年以上の年月をかけて完成させました。
3D2Dあわせ、田島さんがこれまで手がけた
どの作品ともちがう、
まったく新しいタイプの絵への挑戦となりました。

ブックデザインは関根信一さんが担当しています。
田島さんの描く絵の特徴的な色を表現するため、
通常は高級なグラビアに使用するスーパーアート紙を
絵本の本文用紙に採用しました。

巻末には、池谷裕二さんによる、
2ページ半の解説が入っています。
ぜひ解説まで通してお読みください。

絵本の本編(解説以外)は、
すべての漢字にルビがふってあります。

【著者紹介】
池谷裕二 : 1970年静岡県生まれ。東京大学薬学部教授。薬学博士。科学技術振興機構ERATO脳AI融合プロジェクト代表。研究分野は脳の神経回路に内在する「可塑性」のメカニズム解明

田島光二 : 1990年東京都生まれ。コンセプトアーティスト。ロンドンのVFX制作会社DNEGを経てILM(LucasfilmのVFX部門)に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン

    図書館本。生きる意味を綴った壮大な哲学。社会的ではなく自然的に考えると「私」とは、宇宙の老化に役立つ秩序である。生きてるだけで意味があるんだなぁ。解説まで読んでなんとなく納得。なんだかほっとした。リアルだが優しいタッチの絵が等身大の子どもの心をよく表している。大人向け絵本かな。

  • アキ

    「私」とは、宇宙の老化に役立つ秩序である。イリヤ・プリゴジンが散逸構造と呼ばれる非平衡勢力学理論でノーベル化学賞を授与された達見らしい。東大の脳研究者・池谷裕二とコンセプトアーティスト・田島光ニが、糸井重里・企画で作った絵本。小学生の僕が学校で指を切り、保健室で優しい保健師さんに手当てしてもらった。そこで秩序という言葉を教えてもらった。水は洗面台から流れ出すとき渦を巻く。それも秩序。人は宇宙の秩序なのですね。生命体全てが宇宙が終わる過程で起こる秩序なのです。宇宙は私を発明し、私は宇宙のために働く。

  • 小梅

    生きているだけで良いんだよね。

  • モリー

    『「私」とは、宇宙の老化に役立つ秩序である。』(本文より。)それだけ聞いても何を言ってるか分かりませんよね!?えっ!分かる?分かった人は凄い❗解説を読んでなるほど〜ってなりますからご安心を。要するに、こういうことだと私は理解しました。我々人間はビックバンから始まった宇宙の中で、徐々に冷えて老化する(無秩序化する)大きな流れの中にいます。無秩序へと向かう流れの中で部分的に秩序が生じるパラドックスは「散逸構造」と呼ばれますが、水を流すときに生じる渦のようなものです。我々人間も、他の生物も皆、無秩序化する↓

  • マリリン

    絵が素敵!むしろ絵だけ見て楽しみたい。時に言葉は不要か。 生きているのは宇宙の法則。生きている事で年をとってゆく宇宙の役にたっている。生きているから傷も治る。心の傷も治るのか...。回転しながら...活動しながらと言う事か。生きようと思えたら、それが一番いい。宇宙を想いその広大なエネルギーを感じる事が出来る可能性を秘めた本。

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