池谷裕二 / 糸井重里

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海馬 脳は疲れない 新潮文庫

池谷裕二 / 糸井重里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101183145
ISBN 10 : 4101183147
フォーマット
出版社
発行年月
2005年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,344p

商品説明

オトナになっても脳は育つ! 『キッパリ!』の上大岡トメさん大絶賛。

脳と記憶に関する、目からウロコの集中対談。いわく、「『もの忘れは老化のせい』は間違い」「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」――。記憶を司る部位である「海馬」をめぐる脳科学者・池谷裕二のユニークな発想と実証を、縦横無尽に広げていく糸井重里の見事なアプローチ。脳に対する知的好奇心を満たしつつ、むしろオトナの読者に生きる力を与えてくれる、人間賛歌に満ちた科学書。

内容詳細

脳と記憶に関する、目からウロコの集中対談。いわく、「『もの忘れは老化のせい』は間違い」「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」―。記憶を司る部位である「海馬」をめぐる脳科学者・池谷裕二のユニークな発想と実証を、縦横無尽に広げていく糸井重里の見事なアプローチ。脳に対する知的好奇心を満たしつつ、むしろオトナの読者に生きる力を与えてくれる、人間賛歌に満ちた科学書。

目次 : 第1章 脳の導火線(生きることに慣れてはいけない/ 頭のいい人って、自分の好きな人のことかも? ほか)/ 第2章 海馬は増える(脳は「べき乗」で発展/ 科学者が海馬に惹かれる理由 ほか)/ 第3章 脳に効く薬(ものを忘れさせる薬/ 頭が良くなる薬は、あることはある ほか)/ 第4章 やりすぎが天才をつくる(一〇〇〇億の細胞からつながる相手を選ぶ/ 受け手が主導権を握る ほか)/ 追加対談 海馬の旅(誤解を招く=魅力がある/ 目的はひとつに決めない ほか)

【著者紹介】
池谷裕二 : 1970(昭和45)年、静岡県藤枝市生れ。’98(平成10)年、東京大学大学院薬学系研究科で薬学博士号取得。2002年から約2年半のコロンビア大学生物学講座博士研究員を経て、東京大学薬学部助手

糸井重里 : 1948(昭和23)年、群馬県生れ。’75年TTC(東京コピーライターズクラブ)新人賞受賞。’80年代に「不思議、大好き」「おいしい生活」などの名コピーで一世を風靡。コピー制作、作詞、ゲーム制作、文筆など幅広い分野で活躍し、’98(平成10)年には「ほぼ日刊イトイ新聞」をインターネット上に開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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池谷さんと糸井さんの対談形式になっていて...

投稿日:2014/12/16 (火)

池谷さんと糸井さんの対談形式になっていて、とても読みやすかったです。 脳に対する一般認識を覆す事実の連発に、驚きでした。

椿 さん | 所在地 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ🍀 さん

    人は考え疲れたとか言うけれど、脳は死ぬまで休みません。常に元気一杯です。寝ているときも休みません!寝不足は海馬が記憶の整理整頓をする大切な時間を奪っています。海馬は常に高度に働いています。記憶の製造工場です。私たちがすることはただ寝るだけです💤。それで記憶は定着します。脳を活性化するには記憶の積極的な取込みと睡眠のバランスが大切。やる気がないときはまずやり始めてみること。やる前はやる気がなくて当たり前!作業しているうちに脳が興奮してきます。掃除も散歩も読書もそうです。やり続ければ楽しくなってきますよ📖

  • 小梅 さん

    30過ぎても脳は成長する。とりあえず、やり始めなきゃヤル気は出ない。私も昔から「言ったもん勝ち」だと思っていて、しんどい時でも小さな楽しみを見つけて「楽しい」って言ってると本当に楽しくなるんだよね。大変興味深く読みました。

  • Nobu A さん

    池谷裕二著書3冊目。05年初版。対極とも言える二人、緻密なデータ重視の脳科学研究者と感性を大事にするコピーライターの化学反応が乙。読了前は「海馬」が大脳辺緑系の一部で記憶に関わる器官と言う最低限のことしか知らなかった。未だ解明されていないことの方が多いが、大人になって物忘れが多いと感じる理由や海馬と扁桃体の関係性等、素人にも分かり易く卑近な譬えを用いたり噛み砕いてくれたりして話が進展したお蔭で楽しく読了。他方、もう少し専門的な内容があっても良かったかなと。世の中、階層的でそれぞれの繋がりの重要性を感じる。

  • コウメ さん

    頭がいいとか悪いとかというのは、お勉強ができるとか、難しいことをよく知っているということとは違う。「こまやかな気配り」「いざという時の適切な対応」「おもしろい遊びの発見」「的確な状況判断」など自然にできる人がいると、周囲の人たちは「あの人は頭がいい」と言います。いろんな場面で表現される「人の思い」は、頭による働き!!/ひとりの人でも、バカである時もあれば頭がいい時もある。つまり冴えているのは一時的なものでしかない。頭のはたらいている状態は、変えることができる!!

  • みゃーこ さん

    脳の可塑性、刺激から広がる可能性のダイナミズム。糸井さんの返事がまた奇想天外でどこからボールが飛んでくるかわからないようなリアクションだ。脳をテーマにめくるめく展開にトークが発展していくことこそ脳の持つ構造、海馬の適応能力をそのものを説明しているような説得力ある対談となって結実しちゃってる。知れば知るほど奥が深いのかシンプルなのか奇妙奇天烈な脳という生き物。この一冊を読むことは新たな旅。自分の脳に新たな神経細胞が生み出されたんだろう。

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