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ISBN 10 : 4409520776
Content Description
日本のボランティアは、東京帝大の学生たちによる関東大震災後の救護活動およびセツルメントの開設に端を発する。だが、ヒトラー・ドイツに学んだ日本国家は彼らの社会貢献を制度化し、「勤労奉仕」に組み換える形で戦時体制に取り込んでゆく。20世紀史を鏡に、私たちの自発性と強制性の境を揺さぶる渾身の書。
目次 : 序章 いまなぜ「ボランティア」なのか?/ 1 日本の「ボランティア元年」―デモクラシーの底辺で/ 2 自発性から制度化へ―奪われたボランティア精神/ 3 ヒトラー・ドイツの「労働奉仕」―日本が学んだボランティア政策/ 4 ボランティア国家としての「第三帝国」―結束と排除の総活躍社会/ 5 「勤労奉仕」と戦時体制―日本を支えた自発性/ 終章 迷路のなかのボランティア
【著者紹介】
池田浩士 : 1940年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。1968年〜2004年京都大学、2004〜13年京都精華大学に在職。京都大学名誉教授。専攻は現代文明論、ファシズム文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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松本直哉
読了日:2021/02/28
アナクマ
読了日:2020/05/01
ステビア
読了日:2024/05/06
ぷほは
読了日:2020/05/15
Mealla0v0
読了日:2021/10/03
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