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隠される宗教、顕れる宗教 国内編 2 いま宗教に向きあう

池澤優

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000265089
ISBN 10 : 4000265083
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
西村明 ,  

Content Description

現代日本において宗教は、政治や社会とどのような関係にあるのだろう。日本会議と創価学会にみる「宗教と政治」、召還される「国家神道」、慰霊空間、宗教判例、宗教者の社会貢献、宗教法人論、キリスト教フェミニズム、日本文化論の中の宗教/無宗教、テレビメディアと宗教、「心理宗教テクニック」、宗教と医療・ケア…。これら気になるトピックについて、歴史的文脈を押さえながら総検証。見えにくい部分と表にあらわれている部分の両面から、現在の日本社会における「宗教」と「宗教的なもの」を考える。

目次 : 序論 (ポスト)世俗化論と日本社会(西村明)/ 1 「政教分離」のポリティックス(宗教が政治に関わるということ(塚田穂高)/ 召還される「国家神道」―保守政治・宗教右派・象徴天皇の交錯(奥山倫明)/ 錯綜する慰霊空間―ポスト戦後的状況のなかで(西村明)/ 宗教判例の戦後と現在(住家正芳))/ 2 宗教の「公益性」をめぐって(大震災後の宗教者による社会貢献と「心のケア」の誕生(高橋原)/ 僧侶による“脱”社会活動―自死対策の現場から(小川有閑)/ 宗教法人の公益性―二つの法人制度の比較から(竹内喜生)/ 日本におけるキリスト教フェミニズムとその公益性(ミラ・ゾンターク))/ 3 見えない宗教、見せる宗教(日本文化論の中の宗教/無宗教(星野靖二)/ 宗教の社会活動と公共放送―臨床宗教師のテレビ表出を中心に(榎本香織)/ 心理宗教テクニックと現代日本社会(小池靖)/ ケア・宗教・世俗化における言説とその語り方をめぐって―何が顕れ、何が隠されるのか(古澤有峰))

【著者紹介】
西村明 : 1973年長崎県生。東京大学准教授。慰霊論、「戦争と宗教」研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Nobu A

    18年初版。記録を辿ると1年前に前巻読了。興味深い内容だったから本著を購入し暫く積読本だった模様。旧統一教会問題に揺れる今、宗教とは何か、政教分離とは、そもそも政治活動とは等、様々なことを考える必要がある。そう言う意味で好機ではあるが、どうも頭に入ってこない。12名の著者がそれぞれの論文を持ち込んだだけ。それぞれの関連性も薄いし、全体像が見えてこない。勿論「心のケア」の使用変遷、僧侶の脱社会活動等、所々に興味深い内容が盛り込まれているが、データや海外比較も殆どなく曖昧糢糊の印象。最近流し読み読了が続くな。

  • ヨシツネ

    前半がポスト再聖化までの宗教事情をまとめているので参考になる

  • zikisuzuki

    宗教が今の日本でどのような活動しているのか、ざっと復習できた。

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