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新編男の作法 作品対照版

Shotaro Ikenami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763160058
ISBN 10 : 4763160052
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

男をみがくとはどういうことか?
作品の名場面とともによみがえる新編集版が文庫に!

男をみがき、男であることを楽しむために。「食べる」「住む」「装う」「つき合う」「生きる」それぞれの場面で文豪が説く「粋」の真髄とは? 
本書は、伝説的名著『男の作法』を、池波フリークの編者が全面的に再編集した、新編・作品対照版。数ある池波氏の小説やエッセイの中から、本書の教えに通ずるさまざまな場面やセリフを選りすぐり、本編と併せて収録してあります。氏の味わい深い言葉の数々が、作品中の人物や出来事や風物と呼応し、ますます生き生きと輝いてあなたに迫ってくることでしょう。池波ファンはもとより、これまで作品を読んだことのない方の入門書としても最適の一冊です。
本書は、2004年に弊社より刊行した単行本『新編 男の作法』の文庫化です。手のひらサイズで、文豪の説く「男のみがき方」をぜひ味わっていただければ幸いです。

【目次より】
1)「食べる」・・・店構えの見方から鮨・そばの食べ方まで
2)「住む」・・・家の建て方から男をみがく暮らし方まで
3)「装う」・・・靴・ネクタイの選び方から男の顔のつくり方まで
4)「つき合う」・・・約束の仕方から男を上げる女とのつき合い方まで
5)「生きる」・・・仕事の仕方から理想の死に方まで


【著者紹介】
池波正太郎 : 1923年、東京・浅草に生まれる。戦前は証券会社で働き、戦後、都庁に勤めるかたわら新聞社の懸賞戯曲に応募、2年続けて入選し、これを機に劇作家になる。やがて小説に身を転じ、60年『錯乱』(春陽文庫)により第43回直木賞受賞。『鬼平犯科帳』(文春文庫)『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫)『剣客商売』(新潮文庫)などのシリーズにより時代小説に新分野を拓き、77年第11回吉川英治文学賞を受賞。90年病没。食通としても知られ、作品の随所で料理についての蘊蓄が傾けられるほか、『食卓の情景』(新潮文庫)など幅広いファン層を持つエッセイも多い。また水彩画・映画鑑賞も素人の域を脱し、味のある自筆挿絵が添えられたエッセイや、『池波正太郎の映画教室』(ごま書房)などがある

柳下要司郎 : 1941年、長野県飯田市出身。京都大学文学部卒。フリーのジャーナリスト・編集者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とも

    ★★★★池波正太郎といえば、硬派な歴史モノを描かせれば超一級の昭和の大作家。その彼が考える表題の通り、男の生き方、生き様を記したエッセイ。衣食住に始まり、人や仕事との関わり方から最後は理想の死に方まで、ほんとうに池波流ゆりかごから墓場まで。「男とは」、に徹底的にこだわった、とはいえ無理な理想論ではなく、肩肘張らないとはいえ、肝の据わった生き方には、現代にはない古き良き、とはいえ今でもなお見習いたい理想の『男』像である。ずっと耳の奥で河島英五の「時代おくれ」がしっとりと流れ続けていた、そんな作品である。

  • けいた@読書中はお静かに

    以前、読んだのは新潮文庫の「男の作法」でしたが、こちらはサンマーク出版。作品対照版なのでたくさんの池波文学にも触れることが出来ます。…が、僕は池波正太郎はあまり読んでいない。ファンにとっては垂涎の一冊なのかも。天ぷらは親の仇の如く喰らいつけ!が好きです。

  • inami

    ◉読書 ★3 本書は作品対照版ということで、池波正太郎氏の作品(『鬼平犯科帳・剣客商売・日曜日の万年筆・夜明けのブランデー 等』)の中から各テーマ(食べる、住む、装う、つき合う、生きる)に沿った場面や台詞を抜粋し、編者柳下氏が解説をつけたもの。「男」の作法という前に「人として」という内容も多く納得!。一方、そこは時代が生んだ作法では?、それって個人の価値観の違いによる作法ではないの?と思える部分も。歴史・時代小説はそこそこ読んでいるのに、池波氏の作品は読んだことがないので、ちょっと読んでみようかなと・・

  • さいたまのたぬき

    ぜひ若い人に1冊と思ったらおすすめしてほしい本。 私ももっと早くこの本に出合っていたらと悔やまれてなりません。 もちろん池波さんのエッセイだけの方もおすすめですが 普段本を読まないような人にはいきなりだと言葉がちょっと難しいかもしれません。 (池波さんの作品をよんでいるようなら何でもありませんが) そういった方にはこちらの柳下要司郎編版をおすすめします。 ちょっと小説も載っているのでついでに読むようになってくれたら 話し相手が増えてしめたもの?ですね。

  • hiroshi

    あと自分が生きている年数というものは何年か、それが全部の基本になるんだよ。自分は、死ぬところに向かって生きているんだと、なにかにつけて考えていればいいんだよ。男のみがき砂として役に立たないものはない・・・ 著者のこだわりが多数書かれており、大いに共感し、大変勉強になりました。冒頭の1975年当時の著者の写真に驚愕。比べて私はなんてお子ちゃまなのか(笑)こうあるべきだ!と、飲み屋でグダグダ話す自分の姿を思い出し赤面してしまいました。昭和という時代には、こんなすごい人がいたんだと心が震える一冊です。

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