日本文学100年の名作 第7巻 1974‐1983 公然の秘密 新潮文庫

池内紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101274386
ISBN 10 : 410127438X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
555p;16

内容詳細

石油危機、ロッキード事件、日航機ハイジャック―。混乱と狂騒のなか生まれた17の名作。

【著者紹介】
池内紀 : 1940(昭和15)年兵庫県姫路市生れ。ドイツ文学者。翻訳、評論をはじめ、エッセイ、人物列伝、演芸・歌舞伎論など、執筆範囲は多岐にわたる。訳書に『カフカ短篇集』、『ファウスト』(毎日出版文化賞)、著書に『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)などがある

川本三郎 : 1944(昭和19)年東京生れ。文学、映画、旅を中心とした評論やエッセイ、翻訳など幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞)など多数

松田哲夫 : 1947(昭和22)年東京生れ。編集者、書評家。’70年に筑摩書房入社後、数々のベストセラーを生み出し、“ちくま文庫”を創刊する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    74年から83年の日本の高度成長期に発表された17の短篇を収めています。このなかで読んでいたのは阿刀田さんの作品だけで他はあまり読んでいませんでした。今ほど読書の時間がなく仕事で残業などがあったせいでしょうか。作家も作品もバラエティに富んでおり、日本社会が活性化しているというのがあらわれている気がします。筒井さんや田中さん、井上さんの作品が結構楽しめました。

  • メタボン さん

    ☆☆☆★文句なく面白い筒井康隆・五郎八航空、武士道の苛烈さ柴田錬三郎・長崎奉行始末、尽くし切った俳優千寿の面影を孫に見るお勢がいたたまれない円地文子・花の下もと、入院患者に小鳥の囀りを聞かす三浦哲郎・おおるり、およしとできた藤沢周平・小さな橋で、架空の理想的な料亭が実在に神吉拓郎・二ノ橋柳亭、あまのじゃく男の顛末についての語りがうまい井上ひさし・唐来参和、在日の義母の人生を辿る李恢成・哭、安心して死ねと夫を勇気づける色川武大・善人ハム、共に夫婦の微妙な心情の差を描く遠藤周作・夫婦の一日、黒井千次・石の話。

  • kasim さん

    都会の溝の泥中からカサカサの飢えた仔象が上がってくる。その存在は公然の秘密、しかし今や明るみに出て食べ物をねだる健気な仔象を人々は哀れみつつも許せない。掌編だが破壊力抜群の安部公房の表題作。「弱者への愛には、いつだって殺意がこめられている」。よく理解できていないけどこの切実さ、不穏な感じはすごい。神吉卓郎「二ノ橋 柳亭」は飲食店の意味や空想と現実の力関係を考えさせる。リアリズム系統では淡々と切なくも美しい三浦哲郎「おおるり」が好き。それでも日々は続く。

  • ぐうぐう さん

    1974年から1983年までに発表された短編を収録した第7巻。このアンソロジーがユニークなのは、日本文学100年の名作の中に、例えば筒井康隆のスラップスティックなドタバタ「五郎八航空」や、阿刀田高のブラックミステリ「干魚と漏電」といった作品まで網羅されていることだ。しかし、そんなバラエティなラインナップの中にあってなお、安部公房の「公然の秘密」の異質さ、異様さは、飛び抜けている。いやはや、すごい!

  • くさてる さん

    1974-1983年の日本文学名作アンソロジー。時代が現代に近づいてきて、なんとなく感覚的に知っているからこそちょっと苦手な雰囲気の作品も増えてきた感があります。しかし、いずれ劣らず力を持った作品であるのは確か。歌舞伎役者の家に仕え続けた一人の女性の一生を思い出話しのかたちで語る円地文子「花の下もと」、天の邪鬼な男と女の関わりが、可笑しさと同居する凄絶さをもっている井上ひさし「唐来参和」、昭和の匂いがする奇妙な話が印象的な阿刀田高「干魚と漏電」などが、とくに良かったです。

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