Books

これからの社会を考えるための科学講義 天と地と人のはざまで

Satoru Ikeuchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791777013
ISBN 10 : 4791777018
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

宇宙、地球、人間の歴史から、トランスサイエンス問題、科学者と軍事研究、
そして日本最初の稼働差し止め訴訟、原発再稼働の議論の最前線まで‥
科学と倫理の問題を問い続けてきた著者がおくる最終講義

【著者紹介】
池内了 : 1944年、兵庫県生まれ。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。専門は宇宙論、科学技術社会論。世界平和アピール七人委員会の委員でもあり、長年にわたり科学者の立場から平和を呼びかけ続けている。『お父さんが話してくれた宇宙の歴史(全4冊)』(岩波書店)で産経児童出版文化賞JR賞、日本科学読物賞を、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書)で科学出版賞(講談社)、産経児童出版文化賞推薦を、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』(みすず書房)で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • trazom

    80歳を前にして体調不良に悩む池内先生が、遺書のつもりで、最近の講演内容をまとめたとある。主要なテーマは、一貫して「原発問題」と「日本の軍拡」。原子力ムラの圧力により新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会の委員長を解任された無念さと無責任な原発行政・最高裁判決への批判、日本の軍事化とそれに対する科学の動員を懸念し、軍学共同反対連絡会を組織する行動力。イデオロギーや感情論からではなく、科学者の良心としての叫びが聞こえてくる。八十年前の政治的・社会的状況と酷似する現代が「新しい戦前」にならないようにと。

  • koba23

    利権が絡むので、原発も軍拡も止めるのは難しい。でもそれを放置するのは加担しているのとそんなに変わらないが、反対意見を言うといろいろなところから制限がかかるのでそれも恐ろしい。日本学術会議の件もそう言うことだったのか、とこの本を読んで初めて理解。

  • Go Extreme

    地球と生命の視点: 地球の独自性 水の循環 生命の起源 環境危機 地球温暖化 自然との共生 資源の有限性 成長の限界 教育と子ども: 平和教育 子どもの成長 自己確認 保育実践 教育の役割 倫理観の育成 時間認識の発達 科学と社会: トランスサイエンス 科学の限界 複雑系 不確実性 学問の自由 科学者の責任 研究の公開性 科学と倫理 原発問題とリスク: 原発安全性 伊方原発訴訟 福島事故 放射性廃棄物 再稼働 政府の姿勢 規制機関の課題 軍事と政治: 軍拡 自衛論 国際情勢 安全保障政策 武器輸出政策

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items