下町ロケット ゴースト

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093865159
ISBN 10 : 4093865159
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
299p;19

内容詳細

佃製作所の新たな戦いの幕が上がる!

2015年に放映されたドラマ「下町ロケット」(TBS日曜劇場)の大ヒットも記憶に新しい、
「池井戸潤、絶対の代表作」に待望のシリーズ最新刊が登場!

倒産の危機や幾多の困難を、社長の佃航平や社員たちの、
熱き思いと諦めない姿勢で切り抜けてきた大田区の町工場「佃製作所」。
しかし、またしても佃製作所は予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。
いまや佃製作所のシンボルとなったロケットエンジン用バルブシステムの納入先である
帝国重工の業績悪化、主要取引先ヤマタニからの非情な通告、
そして、番頭・殿村に訪れた危機――。

そんな絶対絶命のピンチを切り抜けるため、佃が下した意外な決断とは・・・・・・。

大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドが胸を打つ!
 大人気シリーズ第三弾!!

ユーザーレビュー

総合評価

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片山昭浩です、 日曜劇場でみたので本でも...

投稿日:2018/07/12 (木)

片山昭浩です、 日曜劇場でみたので本でも見たいと思ってました。。。 今度買います!!

片山昭浩 さん | 群馬県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    単体でも面白いが、最終的な評価は、秋に刊行される『下町ロケットヤタガラス』次第で、上がりも下がりもするだろう。一作目のような、一難去ってまた一難と、困難が畳み掛けてくる展開にはならず、問題への対処も、工夫や技術力で切り抜けるわけではないので、グッとくるアツさはない。特に、特許に関する訴訟のくだりは、完全に幸運を拾っただけだったりする。ただ、次作への伏線が多く、そちらで一気に盛り上げる可能性もある。それにしても、ライトノベルスを軽々と凌駕する読みやすさには、ただただ感心してしまう。

  • starbro さん

    池井戸潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。下町ロケットシリーズは読み続けて3作目、水戸黄門的ですが、気持ちの良いワンパータンです。本作では完結せず、今秋発売の第四弾『ヤタガラス』へ続きます。次作が読めるのは、2か月後でしょうか?

  • ウッディ さん

    ロケットエンジンのバルブ、人工心臓弁に続き、今回はトランスミッション。佃製作所の挑戦は更に続きます。ドラマが先行していたためか、安心してストーリーを追いかけられた反面、ドキドキ感は少なかった印象で、先に小説を読んでいたらという悔いが残りました。善玉と悪玉が明快で、理不尽な目にあった善が悪に一矢報いる池井戸小説の面白さは健在だが、ゴーストではラスボスは登場せず、中途半端なところで終わった感じでした。とは言え、安定の面白さで、登場人物もドラマのキャストに脳内変換され、サクサク読めて、元気をもらえる一冊でした。

  • Yunemo さん

    基本的に、損得以前に道義的に正しいかが重要、合法的だがモラルなし、法律だけ守ってればいい、この相対する考え方が佃社長のベース。ここに共感して読み進む、だからこその納得感。それなのに後半での中途半端感にスッキリせずに。宇宙から農業へ、いや宇宙と農業を並行的に、そんな描き方に心惹かれながら読み進め。でも何となく違和感が残ったままに。それぞれの登場人物の今後の行方、殿村氏、財前氏、島津氏、そして佃社長の次への一手はどのように、期待感が高まります。代々続く農業の未来、問題提起としての本作と理解して次作を待ちます。

  • サム・ミイラ さん

    ドラマを観ていなかったのでまっさらな気持ちで読めました。グーグルでキャストは確認しながらでしたが。今回も流れ的にはいつものパターンでしたが、文体が変わったというかレベルが一段上がったような印象。トランスミッションについても何が何やらでしたがそのぶんリアリティが増してシリーズ中一番面白かった。今回主に苦しむのは佃社長ではなくギアゴーストの伊丹社長。その辺りも関係しているようです。もう後編のヤタガラスを読みたくてたまらない。さすがに上手い池井戸先生。こりゃみんな買うでしょ?にしても陸王にも似てるな(笑)

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人物・団体紹介

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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