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世界インフレ 日本はこうなる Sb新書

Akira Ikegami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815623104
ISBN 10 : 4815623104
Format
Books
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

インフレには、「良いインフレ」と「悪いインフレ」があります。景気が良くなって給料が上がり、みんなが盛んに買い物をするようになると、需要が伸びて、物価が上がります。これは「良いインフレ」です。一方、円安で燃料代や電気代が上がり、その結果物価が上がっては、買い物をする気になれません。これが「悪いインフレ」です。さて、私たちはいま、「良いインフレ」を迎えているのでしょうか。それとも「悪いインフレ」に直面しているのでしょうか。それを判断するのは、あなたです。そのための判断材料を提示しているのが、この本です。

目次 : 第1章 世界インフレ時代―物価や賃金が世界で上がっているのはなぜ?(アメリカや欧州を襲った記録的なインフレ/ 主要国の平均年収の推移。取り残される日本 ほか)/ 第2章 日本はいま「安い国」!?―世界のなかの日本経済の現在地(GDPは世界第3位なのに「安い国」?/ 「安い日本」に押し寄せる外国人観光客 ほか)/ 第3章 日本経済が30年以上不景気な理由―日本人の性格が影響している!?(最低賃金は上がったけれど…/ 最低賃金はどうやって決まるの? ほか)/ 第4章 日本が好景気になると、どう変わる?―モノの値段が高くても売れる!?(好景気になると生活はどう変わるの?/ 食べ放題や回転寿司が少ない! ほか)/ 第5章 日本経済は復活するのか?―新しい日本経済の形(デフレから抜け出せないまま人口減少社会に突入/ インバウンドが日本経済再興の起爆剤に! ほか)

【著者紹介】
池上彰 : 1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすく丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広い人気を得る。2005年3月、NHK退職を機にフリーランスのジャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活動。名城大学教授、東京工業大学特命教授など、6大学で教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • せっちゃんさん

    「インフレ」にまつわる昨今の状況を、サラっと浅く広くまとめた内容。深い内容は無いけど、"まとめサイト"的に俯瞰して読むのには◎。特に海外の住宅価格事情やら、国内消費の指数等、時事ネタ要素は成る程感。たまにこの手の要約本で頭の整理するのは有用。

  • 大先生

    好景気と不景気の違いや現状を解説している本で、今後日本がこうなる!という話はありません。日本人が安心してお金を使える状況(好景気)になればいいですね。みたいなことを書いています(笑)日本経済が発展しなかったのは、日本人が意地悪で、自分が損することになっても他人の足を引っ張りたがる傾向があるからという話は面白いですが、論理的とは思えませんね。お金が必要なら頑張ればいいし、頑張れないなら足るを知ればいいと思います。

  • ランラン

    世界的なインフレの進行。日本は金融緩和の出口戦略に苦しんでいる。ここ10年でこうも世界に後れをとってしまった日本。長期的な視点でみると少子高齢化対策、企業の内部留保をどう活用していけるかが大事である。

  • ふくとみん

    さらりと読めるが政府の方針に追随した感じで疑問が残った。

  • dzuka

    2年前の作品で、著述にある為替相場が今現在とはかなり差がでているが、それ自体、池上さんの懸念が現実化しているともいえる。 この2年間で、世界と日本の物価差がますます広がっており、¥の価値がますます下がってしまったことを考えると、結構危機的ではないかとも思える。 実際に海外に出てみると、おそろしく物価が上がっていることをもろに体感できる。 そのうち、食糧の買い負けがおきてしまうのではないかと思うと恐ろしくなってしまった。 著述にある解決策の賃上げがなんとか始まったが、既に遅しの感が否めない。

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