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森と川 歴史を潤す自然の恵み

池上俊一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887085077
ISBN 10 : 4887085079
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自然の恵みとしての森と川は、法的、社会的な制度の中でどのように位置づけられていったのか。また人々の日常生活全般、心的世界において、森や川はどんな意味をもっていたのか。中世ヨーロッパを対象に考察する。

【著者紹介】
池上俊一 : 1956年愛知県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(西洋史学専攻)中退。東京大学文学部助手、横浜国立大学教育学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科助教授を経て、同教授。専門は、フランスとイタリアを中心とするヨーロッパ中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 陽香

    20100308

  • Teo

    中世ヨーロッパにおいて森や川がどう見られどう扱われていたか。中世初期はまだ森や川の資源を不足する農業生産の補完物として利用できたが中世盛期にもなるとそれも不足してくる。意外だったのは川からの資源として川魚を大いに利用していたとの事。食糧事情がかつかつの時代には食べられる物は何でも利用したであろうが、こんなにも川魚がヨーロッパで食べられたと言うのは知らなかった。

  • めい

    人間にとって都合よく利用し環境汚染も、ひきおこしていた。どの時代でも利権を行使する者に対し無法者が存在。人工化を好み、そう出来ない部分に怖れエルフやトロールなどを生む。人工化と宗教という見方は興味深かった。川は流通に利用され、多くの関所で税が徴収されていた。魚を食べること、養魚地の存在には納得させられる理由があった。川の民に、着眼したところはとても面白かった。

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