白髪鬼 江戸川乱歩文庫

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784394301646
ISBN 10 : 4394301645
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
261p;15

内容詳細

九州の大名の末裔である大牟田敏清は、妻の瑠璃子と友人の画家・川村と三人で、地獄谷と呼ばれる渓谷へ行く。敏清は断崖から落下してしまう。どれだけの時間が経過したかわからないが、石室に収められた棺に埋葬されたものの、蘇生した。出口を求めて墓穴の内部を探っていると隠された海賊の財宝を発見する。暗黒の世界に閉じ込められた恐怖は、敏清の黒髪を白髪の老人に変えてしまった。屋敷に戻ると、川村と瑠璃子が寄り添う姿を目の当たりにする。敏清は海賊の財宝を使い、復讐を開始する…。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1894‐1965。明治27年10月21日三重県に生まれる。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和2年までに「D坂の殺人事件」などを執筆する。休筆を挟んで「陰獣」などを発表。昭和4年の「蜘蛛男」より娯楽雑誌に長編を連載、昭和11年から「怪人二十面相」を少年倶楽部に連載、少年探偵シリーズは晩年まで続く。同時期から評論も多く手がけ、「鬼の言葉」(昭和11年)「幻影城」(昭和26年)などにまとめられる。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任。昭和40年7月28日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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文語体の黒岩涙香より読みやすい口語体に変...

投稿日:2021/06/12 (土)

文語体の黒岩涙香より読みやすい口語体に変換された翻案の翻案物の江戸川乱歩の方が性に合っています。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1 さん

    岡本綺堂の「白髪鬼」から乱歩の同名作へ来ました。スピード感がハンパない徹底した復讐の話でした。復讐といえばモンテクリスト伯が真っ先に思い浮かぶのですが、復讐は復讐としてまさに鬼のように敢行する描写が驚異的で印象的でした。

  • いたろう さん

    マリー・コレリ作「ヴェンデッタ」の黒岩涙香による翻案小説「白髪鬼」を書き直した小説。コレリ版も涙香版も読んだことはないが、この乱歩版を読んだ後、webで コレリ版、涙香版と乱歩版の違いを読み、やっぱり乱歩らしい作品になっていることを知った。死んだと思われ、埋葬された男が、甦ってきて、親友と妻が自分の死を喜んでいる姿を見てしまうというところは同じだが、乱歩版では、たまたま死んだのではなく、その友人に殺されたことになっており、そこから大仰な装置を使った、おどろおどろしい復讐劇になっているのが、いかにも乱歩流。

  • Nat さん

    どこかでモンテクリスト伯を思わせる設定の復讐劇。でも、それよりは大分ストレート。おどろおどろしい雰囲気たっぷりで楽しめたが、主人公の復讐後の独白が抜け殻感たっぷりで、少し呆気なかった。

  • ころこ さん

    本作は同名の外国文学の翻案とのことですが、ポーの『早すぎた埋葬』にも拠っています。どこまで原作に忠実か窺い知れない部分はありますが、日本に引き写されると日本ぽくなっているようです。死んだ人間が生き返る恐怖というよりも、青年→老人→胎児と輪廻になっており、不都合な記憶のままに反復される恐怖になっています。「早すぎた埋葬」が海賊の財宝と共に老人になっているというのは、いうまでも無くおとぎ話を想起させます。

  • うなぎ さん

    再読。何度読んでも面白くてゲッヘッヘッヘとゲスな笑いを浮かべながらサクサク読んでしまう。浮気されて殺されそうになったおっとり系華族の主人公が嫁と間男に復讐するって話なんだけど、エログロエンタメ血がデロデロ墓場の臭いがプンプンして楽しい。特に間男への復讐が凄い。開き直って何があっても死は怖くないぞーと言った間男に与えたアレは本当に地獄の苦しみだわ。あー楽しかった。横山光輝の漫画も読みたいなぁ。

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人物・団体紹介

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江戸川乱歩

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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