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明智小五郎事件簿 7 「吸血鬼」 集英社文庫

Ranpo Edogawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087455205
ISBN 10 : 4087455203
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

塩原温泉で未亡人の倭文子を巡り、三谷という美青年と中年紳士・岡田の間で決闘が行われた。負けた岡田が去った後、二人の前を左手右足が義手義足、鼻が欠け、唇のない男がうろつき始める。東京に戻ると息子の茂が誘拐され、彼女も行方不明に。さらに疑わしい人物の自宅から、死体三体が埋められた裸女群の彫刻像が―。次々と襲い掛かる奇怪で残忍な事件に明智小五郎の名推理が冴えわたる!

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1894年三重県生まれ。1965年7月28日、逝去。大正から昭和にかけて日本を代表する推理小説作家。日本推理作家協会初代理事長。正五位勲三等瑞宝章を受章。早稲田大学を卒業後多くの職業を経て、1923年雑誌「新青年」に掲載された「二銭銅貨」でデビュー。早くから海外の小説にも造詣が深く、怪奇小説や幻想小説、犯罪小説を数多く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    #文代さん(「魔術師」で登場が予告されてました)がいきなり活躍しててワロタ。#小林少年が初登場。#江戸川乱歩、新しい方向性?#「吸血鬼」ってタイトルがなんだかしっくりこないと思ったら、そういうことね。#文代さん、結婚おめでとう!明智小五郎はどんなプロポーズをしたのかとっても気になる!(頭をボリボリ搔きながら・・・ダメだこりゃぁ・・・)。

  • さこぽん

    このシリーズはまだ全部読んでないけど、今までで一番好きだ。乱歩作品で泣く(ちょっと)のはおかしいかもしれないけど、ぐっとくる。憎しみだけではなかった吸血鬼の最期。愛もあった。そこが切ない。     って!!再読だった!え〜〜〜!まったく覚えてないわ。こわっ。

  • さこぽん

    明智の思考と行動を予想して先回りする<唇のない男>。だけど、終盤の畳みかけるような明智の真相解明にはかなわない。 三谷は倭文子を愛していたんではないかと考えると、ちょっと切ない。 明智の恋人(魔術師の娘)・文代と小林少年が助手として登場する。

  • ぱすこ

    小林少年がなんだかイメージと違うが大人版での初登場のせいなんでしょうね。この年代記シリーズは、編者さんへのリスペクトだけで、しかしやっぱり乱歩はたくさん読めないなあ、と、ところどころ読んでいる次第。ミステリと思って読まず、娯楽活劇、時代風俗を気楽に楽しむのにはなかなか良い。妄想やらでかなりドロドロはしてるが(笑)

  • もも

    前回はあんまり自分に合わなかったけど、今回は面白かったです。この表紙、今までで一番好きかも。文代さんが再登場して、小林少年は初登場して……ずいぶん豪華ですね。ワクワクしながら読めました。始まりがいいです、すごく印象的です。ラストは驚き!そして美しく描かれていますね……。江戸川乱歩の文章、好きです。このシリーズは毎月の楽しみ、次巻が待ち遠しいです。

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