ぺてん師と空気男 江戸川乱歩全集 第22巻 光文社文庫

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334739423
ISBN 10 : 4334739423
フォーマット
出版社
発行年月
2005年09月
日本
追加情報
:
16cm,749p

内容詳細

21世紀に甦る推理文学の源流。天才vs.凡人。

(「BOOK」データベースより)

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江戸川乱歩作品中でもかなりお気に入りの作...

投稿日:2021/04/11 (日)

江戸川乱歩作品中でもかなりお気に入りの作品である。様々なエピソードがオムニバス的に起こる作品だが、想像もつかぬクライマックスのどんでん返しにはやられた。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    表題作は、少年向け用の作品を除くと乱歩の最後の作品となるようですね。新保さんが書かれているように「猟奇の果て」に戻っていくような感じがする、と書かれています。確かにプラクティカル・ジョークは日本ではなじみが薄かったようですが、江戸川乱歩はかなり意識していたようです。最後のショートショートの「指」は怪奇小説的で私は印象に残りました。

  • 頭無 さん

    「仮面の恐怖王」時間前に仏像を盗み出した事を理屈をこねて正当化する二十面相。『飛び道具の様な野蛮な物は持っていない』これからピンチの度に使うくせに。鉱山で小判を発見してお礼に500万円。「電人M」火星人の格好で東京タワーに登るも目撃者は少年3人だけ。コスパ悪過ぎ。お礼の500万円で自動車を買う。名前はアケチ1号。「鉄人Q」MがQになっただけ。お礼の500万円で無線電話機と制服を買う。「ぺてん師と空気男」ジョークの鬼による遠大なジョーク。「指」ショートショート。内容はホラー

  • ゆきだるま さん

    表題作のほか、子ども向けの「仮面の恐怖王」「電人M」「鉄人Q」、おだやかに読めるシリーズ。わるものもゆるくてよい。

  • Gen Kato さん

    再読。表題作と短篇『指』以外はすべて少年もの。『仮面の恐怖王』『電人M』『鉄人Q』。マイベストは表題作と『電人M』です。ことに『電人M』は後期少年ものでは最高作だと思います。シリーズもここまで来ると、あの手この手を仕掛けてくる二十面相一味に対し、小林君の反応にいくらかSっ気が見られます。

  • Dio さん

    所収の作品を全部読んでみた。一冊でページ数が一気に増えるなぁw

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人物・団体紹介

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江戸川乱歩

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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