庶務行員 多加賀主水が許さない 祥伝社文庫

江上剛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396342227
ISBN 10 : 4396342225
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
346p;16

内容詳細

二年前、二つの銀行がしぶしぶ合併して誕生した第七明和銀行。旧第七銀行出身である会長の権藤幾太郎は、専務の綾小路英麻呂を使い、旧明和銀行出身の勢力を排除すべく陰謀を巡らせていた。そんな折、雑用を担当する庶務行員の多加賀主水が、同銀行高田通り支店に配属される。彼の真の目的は、ある男からの命令を受け、極秘裏に支店内の動向を調査することだった!

【著者紹介】
江上剛 : 1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。97年の第一勧銀総会屋事件では混乱収拾に尽力した。2002年『非情銀行』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ユザキ部長 さん

    特命係長只野仁から角とエロさを削った感じでしょうか?サングラスじゃなく狐の仮面ね。

  • ★グラスハート★ さん

    2.0 江上剛初読みです。難しい用語もなくサクサク読めますが、深みを感じない。そして、自分からペラペラとしゃべってくれる人ばかり。半沢直樹超ライトな感じ。

  • mr.lupin さん

    江上剛さんの著書三冊目読了。二年前、二つの銀行が渋々合併して誕生した第七明和銀行。そんな銀行に数々の職業を転々として今度は雑用を担当する庶務行員として多加賀主水が配属された。しかし主水の目的はある男からの命令を受け、極秘裏に支店内の動向を調査する事だった。銀行を舞台にした勧善懲悪モノでとても読みやすくゆるりと楽しめた。続篇もあるようなのでまた手に取ってみたい。☆☆☆☆★

  • 達ちゃん さん

    前から気になっていた主水シリーズ。内容はわかりやすいし、サラッと読めて面白かったです。続きも読んでみよう。

  • Yunemo さん

    現実感が薄れても、極上(?)のエンターテイメントとして楽しめればいいんでしょう。身近な問題と途方もない現実離れした問題を織り交ぜて、かけ離れた世界で楽しめます。一支店の一介の女子行員が、庶務行員が、ここまでできる?副支店長の役割が脅しと夜襲、天狗の面で正義の味方。あり得ないながら、ありそうでもあり、ちょっとの現実感もあり、割り切ってしまえば存分に楽しめましたよ。それにしてもこの世界、セクハラ、パワハラ、マタハラ、今でも存分に残っているんでしょうかね。このあたりは、現実感が伴って。

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人物・団体紹介

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江上剛

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、第一勧業銀行入行、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。組織と人間の問題に焦点を当て、数々の企業小説をものにする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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