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最強の毒 本草学者の事件帖 角川文庫

汀こるもの

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041142011
ISBN 10 : 4041142016
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

同心に憧れる部屋住みの紺之介は、見習いとして江戸の事件に首を突っ込んでいた。ある日、材木問屋で凄惨な殺人事件が起きる。毒物の正体を突き止めるため、紺之介は噂の変人本草学者・朝槿の庵を訪ねる。

【著者紹介】
汀こるもの : 1977年大阪府生まれ。追手門学院大学文学部卒。『パラダイス・クローズドTHANATOS』で第37回メフィスト賞を受賞し、2008年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 雪紫

    謎の大量死。平賀源内。呪いの本。木乃伊が薬や売り物としてもてはやされた頃まで。今じゃありふれてるため、ろくに調べやしないことでも、江戸にとっては解くべき未知のファンタジー。大明神の時代ミステリって、現代日本的価値観に沿って動いてるキャラいるよなー感が強いなあ。あるけど今回そキャラがあまり少ないせいか強く感じやすいのは何故に・・・(案外その人物より影響を受けた人間の方が時代を動かすのよね・・・)。なお、お兄さん1話であそこまでやったのに、実質最初の話にしか出ないのにびっくりだよ!! 一番の好みは表題作で。

  • 悪者みきこ

    続くのかな。医者になるのかな。こるものはもう江戸の人になってしまったのかな。なびきよりこっちの方が面白いとはいえ、江戸ならまだ平安の方がいいなあ。こるもののこるものらしさに少し食傷気味でござる。

  • マカ

    興味の引くジャンルだったので読んでみた。面白いような・・・そうでもないような?正直ちょっと読みにくく話がなかなか入ってこなくて、普段より読むペースが遅くなってしまった。気になる終わり方だったので続刊出るのかな?もし出たら読むの迷うな〜。

  • 毎日が日曜日

    ★★★+

  • 冬野

    作者さん二作目。同心見習いの紺之介と、変人の本草学者・朝槿による衒学江戸バディミステリ。朝槿はひねくれ者だけど、科学という概念がほぼない時代に、事実をねじ曲げないよう手を変え品を変え知識を貸す姿勢には誠意を感じる。小気味のいい会話が主体で、自分の知識不足もあって十全に理解できたとは言えないが面白かった。「最強の毒」「最後の夢」が好き。作者さんご自身は"クィア時代劇ミステリ"と仰ってるけど、出版社的にはこの路線で売り出すことはできなかったのかな…?個人的に紺之介の境遇に共感するところが多かった。星:4/5

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