Books

避災と共災のすすめ 人間復興の災害学 帝京新書

永野海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434352010
ISBN 10 : 4434352016
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

本書は〈阪神・淡路大震災30年/新潟県中越地震20年/能登半島地震1年〉の特別企画で、災害を生き抜くための手引きとなります。「災害から命を守る」には、発災前の「防災・減災」と発災後の「復興・生活再建」が連続してつながっていなければなりません。両者が途切れたときに何が起きるのか。防災と被災地支援に取り組んできた弁護士の著者は、「災害関連死」であり「先の見えない長期避難者」であると指摘します。なぜ、助かった命を最後まで守り切れないのか。なぜ、元の穏やかな生活に戻してあげられないのか。「誰一人取り残さない」ためには「自助」と「公助」と「共助」の協力が欠かせません。災害大国ニッポンの住民として、災害を受け入れる「共災」と災害を避ける「避災」に励むことにより、被災した人たちの置かれた状況は他人事ではなくなり、「防災・減災」と「復興・生活再建」の両者は初めて一本の線でつながります。こうして災害弱者は「命を尊重し、世話を焼き、生活再建の仕組みに精通する」災害強者に変わり得ると著者は訴えます。防災・減災の基本と応用、生活再建のABCを具体例を挙げて解説します。

【著者紹介】
永野海 : 弁護士、日本弁護士連合会災害復興支援委員会の副委員長。防災士、静岡市教育委員会学校防災アドバイザー。静岡県ボランティア協会理事。1978年、大阪府堺市出身。慶応大学総合政策学部を2000年に卒業。2007年弁護士登録。東日本大震災以後、各地で被災住民の生活再建を支援し、防災活動や防災教育の啓発活動に取り組む。「避難生活&住宅再建ガイドブック」をNHKと共同制作し、HP「ひさぽ」(被災者支援情報さぽーとぺーじ)の制作・運営を通じて、支援情報を発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Go Extreme

    防災と復興の一体性: 防災と復興支援は連続した問題 災害から命を守る知識の習得が不可欠 公的支援制度や生活再建の知識が必要。 津波避難・三つのS: SWITCHー避難のスイッチ入れる SAFEー安全な場所に避難 SAVEー生き残ること最優先 避難訓練やシミュレーションゲームの実施が重要 組織と風土の重要性: 組織の価値観ー命を最優先する風土 風通しの良さー意見を言いやすい環境→適切な行動を促進・生存率向上 災害から命を守るための具体的行動を示し地域社会全体での連携重要 災害への備えー知識と組織の体制整備

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items