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タンパク質の一生 生命活動の舞台裏

永田和宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004311393
ISBN 10 : 400431139X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

タンパク質は、細胞という極小宇宙で繰り広げられる生命活動の主役。誕生から死までの波乱に富んだタンパク質の一生を、最先端の科学の現場からレポート。タンパク質の異常構造によって生ずる病気についても考える。

【著者紹介】
永田和宏 : 1947年滋賀県に生まれる。1971年京都大学理学部物理学科卒業。森永乳業中央研究所、米国国立癌研究所、京都大学胸部疾患研究所を経て、京都大学再生医科学研究所教授。専攻は細胞生物学(元日本細胞生物学会会長)。歌人としての活躍も知られる。宮中歌会始詠進歌選者、朝日新聞歌壇選者など。歌集に『華氏』(寺山修司短歌賞)、『饗庭』(若山牧水賞、読売文学賞)、『風位』(芸術選奨文部科学大臣賞、迢空賞)、『後の日々』(斎藤茂吉短歌文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 樋口佳之

    DNAという単純明快な事実が提供されて、私など一般人の生命観はそちらに傾きすぎたと思うのです。書かれていることの多くはこの二三十年の知見。やはりタンパク質なくして生命現象無しだし、その精緻(過ぎて大半は入ってこないし無理しても忘れてしまう)なお話に驚きました。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #説明歌 タンパク質品質管理不良品生産停止シャペロン修理 最後には廃棄か閉鎖フォールディング遺伝子疾患機能とプリオン異常

  • てん06

    タンパク質の「一生」を細胞、遺伝子レベルで、誕生、成長、輸送、輪廻転生(死)と章立てて解説。最初の章である細胞というものの解説と、最終章の「タンパク質の品質管理」は面白かったが、あとは難しくて流し読み。しかし所々で出てくる比喩、たとえがなんとも的確でユーモラス。最終章の、タンパク質の不良品が発生したときの処理プロセスや、タンパク質の変性によって引き起こされる病気については興味深く読めた。序章は高校での生物の授業を思い出した。大学の教養課程の教科書になるくらいの内容だと思う。

  • 紅花

    小さな細胞の中で行われているたんぱく質の生産から分解まで。見たことも無い世界、知らない言葉、わかりにくく途中で挫折?とおもいきや、歌人でもある作者のわかりやすい解説で、一気に想像力が働いて、最後まで飽きること無くよめた。シャペロンについてもっと知りたい。

  • 紫羊

    理系学生の姪からの回覧本。真の理解には程遠いが、理数系がからっきしダメな私にしては楽しめた。分子シャペロンのことは初めて知った。あと、著者が歌人であり、やはり歌人の故河野裕子さんの夫であったことに、不明にも読後、著者紹介を見るまで気がつかなかった。だから、内容の難解さにもかかわらず、文章自体は読みやすかったのかもしれない。

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