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バサラ者の系譜 戦国-幕末史を塗り替えた異能の武人たち

永岡慶之助著

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784054054455
ISBN 10 : 4054054455
Format
Books
Release Date
August/2012
Japan

Content Description

奇矯な振る舞いで世を驚かす武将を「バサラ者」と称する。その系譜は鎌倉末期、南北朝に始まり、戦国、江戸、幕末と引き継がれ、常識にとらわれない異能の人物により歴史は突き動かされてきた。戦国〜幕末までのバサラの名にふさわしい11人を取り上げ、時代を闊歩したそのパワーを明らかにする。

【著者紹介】
永岡慶之助著 : 1922年、福島県会津に生まれる。東洋大学文学部卒業。雑誌編集者を経て、作家生活に入る。『斗南藩子弟記』で第45回、『紅葉山』で第62回直木賞候補となる。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちばっち

    11人も取り上げられているので一人ひとりが短くてアッサリした感じに仕上がっていたので残念でした。もう少しじっくり読みたかったです。私のNo.1は佐々木道誉です。バサラや傾奇者を語る上で一番必要なのは「風流」や「粋」だと思います。これが無いとただの変わり者になってしまいます。この二つを見事に感じさせてくれたのが佐々木道誉でした。格好良い!No.2が池田治政でNo.3が岡左内かなぁ。

  • なつきネコ@執事もどき

    バサラと言うよりは、時代の中で鮮やかな生き方した人々といった感じ。 江戸期のバサラ者の生き方はグレたツッパリを思い浮かぶが大久保彦左衛門の意地を張る生き方は、当時からしても憧れなんだろうな。私としては鮮やかでないけど時代を関係なく生きた平山行蔵に憧れるな。話としては切り口が変わっていた池田治政や、岡左内かな。しかし、ツッコミ所もあった。景勝様が笑いすぎて、腐女子歓喜の慶次×景勝かってぐらいに。後は著者は甲冑に詳しくないな。慶次の旗指物と陳羽織は一緒に使えないし、左内の角栄螺の兜はこの時代はない。

  • takao

    ふむ

  • akamurasaki

    室町創立期から幕末まで、バサラな生き方で時代を駆け抜けた11人の武人の短編集。どうしても戦国時代の人材が厚いため、関ケ原や大坂の陣のエピソードがかぶりまくっていましたが、バサラ大名の元祖佐々木道誉から幕末の武士の終焉に立ち会ったといえる将軍家御庭番の小芝長之助まで、様々なバサラの形をまとめてみることができました。

  • Stella

    バサラ者紹介というより短編小説風。サブタイトルに「戦国〜幕末」とあるわりには、きちんと佐々木道誉が取り上げられていた。

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