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新撰組顛末記 角川新書

永倉新八

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040821856
ISBN 10 : 4040821858
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幕末を戦い抜いた新選組幹部・永倉新八は、最晩年に回顧録を新聞に連載していた。その場にいた者にしか語れない、新選組の誕生から崩壊までの戦いと軌跡を余すところなく収録。

目次 : 浪士組上洛/ 新撰組結成/ 池田屋襲撃/ 禁門の変/ 高台寺党粛清/ 鳥羽伏見の激戦/ 近藤勇の最期/ 会津転戦/ 新撰組資料

【著者紹介】
永倉新八 : 天保10年(1839)、江戸生まれ。本姓長倉。元は松前藩士。武者修行中に近藤勇に出会い浪士組に参加、新選組結成後は二番隊組長を務めるなど新選組草創期からの中心人物で、池田屋事件、油小路事件などで活躍。戊辰戦争では、甲陽鎮撫隊や靖共隊(靖兵隊)に属して官軍と戦うが、米沢より江戸へ帰還。松前藩への帰藩が許され、藩医の杉村介庵の婿養子となり杉村治備(後に義衛)と名乗る。北海道に渡り、樺戸集治監の剣術師範となる。退職後は東京へ戻り、剣術道場を開くが、小樽へ再度移り住む。数少ない新選組幹部の生き残りとして、板橋に近藤勇、土方歳三の墓を建立した。大正4年(1915)、病没

木村幸比古 : 1948年生まれ。霊山歴史館副館長。専門は近世思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こばまり

    老齢ゆえの記憶違いもあるらしいが、歴史家でも小説家でもない、当の本人が語る生々しさに震慄する。特に戦闘の模様はひたすらに酷たらしい。自分史などではなく、近藤勇を筆頭に盟友たちの汚名を雪がん為の記録を意図としている。

  • Mc6ρ助

    新選組も尊王攘夷!?ってと目から鱗なんていってる爺さまは世の中を見る目がないのでありました(尊王攘夷佐幕と尊王攘夷倒幕と見ればようやく納得がいく、本編にあまり関係ない慶喜さんのビビリも当然尊王、そんなもんかと)。ご本人の後年の語りをまとめたものだけに確かにドンパチの臨場感はハンパではないが、いきいきと描かれるのがご本人と近藤勇さんだけに見えてしまう。近藤さんがそれだけ大きかったのか、土方、原田、斎藤なんて人たちもそれなりに名前は出てきてるのだけど。

  • hiyu

    新選組二番隊組長であった永倉新八の回顧録。永倉新八はその激動の時代に何を見たのか。何を伝えたかったのか。自分なりに思うところはあるが、淡々とした進み方は、どことなく身震いするような印象。

  • ψ根無し草

    新撰組と言えば土方歳三や沖田総司が有名だが、永倉新八も幕末を齧ったことがある人にとっては超有名人。アニメや大河ドラマの影響もあって新撰組に対する怖いイメージも大分近年では変わりつつあるがそう言った歴史的事件の現場の状況や空気も伝わってきて面白い。250P程度の回顧録の中に新撰組のよい部分も悪い部分も詰まっている。

  • いぬたち

    永倉本人ではなく彼の話を聞いた新聞記者がまとめて新聞の連載として書かれてその後書籍としてまとめられた内容である。読者にとっつきやすいような文体で書かれているが(難しい単語多数あり)中身は所々生々しい箇所もあり幕末という短期間だが情勢が複雑に入り組んだ時代を理解するための資料の一つとして実に有益で、かつ当時朝敵・国賊扱いされてきた新撰組がこの資料などの影響でその後小説やドラマなどで取り上げられたかもしれないと考えると永倉が最晩年に最後の力を振り絞り作られたこの本に深い感銘を受けざるをえない。

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