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キリンを作った男 マーケティングの天才・前田仁の生涯

永井隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833424608
ISBN 10 : 4833424606
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「一番搾り」「淡麗」「氷結」を生んだ伝説のヒットメーカー初の評伝!!

目次 : 第1章 打倒「ラガー」極秘作戦/ 第2章 大いなる助走/ 第3章 「スーパードライ」の衝撃/ 第4章 「一番搾り」が生まれた日/ 第5章 首位陥落/ 第6章 天才の帰還/ 第7章 ホームランバッターの嗅覚/ 第8章 「異質」が生んだ「氷結」/ 終章 昔話では食えない

【著者紹介】
永井〓 : ジャーナリスト。1958年生まれ。群馬県桐生市出身。明治大学卒業。日刊紙「東京タイムズ」記者を経て、92年に独立。ビールや自動車などの企業活動をはじめ、組織と人との関係、人事制度、外国人労働者などをテーマに、新聞・雑誌・WEBメディアにおいて幅広く執筆活動を行っている。中でもビール産業については、東京タイムズ記者時代を含め、30年以上取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    かつてはガリバー企業だった麒麟麦酒さんで、ラガーの成功体験を打ち破るべく活躍した伝説のマーケター前田仁さんの物語。一番搾り、淡麗、氷結などは、この人が作り出したという。私心のない凛とした生き方が多くの人たちから慕われる一方で、「出る杭は打たれる」の妬みにあって左遷されるなど、大企業ならではのドラマが展開する。それでも、危急存亡の段階で、この人を活用する体制を作れたことが、この会社の強さなんだろう。著者はビール業界に詳しく、スーパードライの衝撃から、発泡酒、缶チューハイに至る業界の戦国絵巻もよくわかった。

  • ehirano1

    自分が呑んできたビールを懐かしみながらとても興味深く読みました。昭和の漢、前田氏はキリンでやりきった、そう願わずにはいられません。そんな漢が手掛けたキリンのビールをこれからは今までと違った感慨深さと共に吞ことになると思います。一方で、前田氏と共に働いた方々をとても羨ましく思います。最高の上司ガチャですよ。

  • きみたけ

    ドキュメンタリー映画を1本観た感じでとても面白かった。著者は元日刊「東京タイムズ」記者でジャーナリストの永井隆氏。毎日新聞WEBメディア「週刊エコノミストオンライン」に21年から22年にかけて掲載した「キリンを作った男・前田仁」を大幅加筆修正した一冊。打倒「ラガー」のもと「一番搾り」を世に送り出し、発泡酒「淡麗」や第三のビール「のどごし」、新ジャンル「氷結」を後押しするなど、マーケター前田仁の苦悩を描いています。ビール戦争の駆け引きや裏舞台がとても興味深かったです。

  • R

    一番搾り、淡麗、氷結などの開発にこの人がいたというお話なんだが、自分がお酒を飲みだした頃の酒造メーカーの闘いがメインなので、実体験とリンクしてものすごく面白かった。殿様商売をしていたキリンの凋落と復興の真ん中にいたという話も相当に面白いんだが、アサヒのスーパードライの凄さというのも読み取れて、自分がビール飲めるようにしてくれた酒だけに、そのカラクリともいえる本質がわかってよかった。飲料開発の舞台裏が見えるようで、マーケティングの本としても抜群に面白い。

  • kanki

    NF。シェア6割企業キリンは殿様商売で活力低下。保身と権力闘争の社内。面白かった

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