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大奥づとめ よろずおつとめ申し候 新潮文庫

永井紗耶子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101028811
ISBN 10 : 4101028818
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325

    「木挽町のあだ討ち」から逆行して作品を読んでいるのですが、永井さんの作品には絵があるように感じます。映像と言ってもいいのですが、描かれている世界が映っているように感じます。大奥と言えばドロドロした世界をイメージしますが、市井の女性の世界のように身近に感じます。

  • タイ子

    時は将軍家斉の時代。大奥に勤める女性たちのお仕事を斬新な切り口で書いた連作短編集。様々な仕事に分かれる大奥にはそれぞれに今の職場と同じで上司がいて部下がいる。奥入りしたからに将軍の寵愛など要らないから自分の仕事を極めたい。配属され、果たして自分はこの職場が合っているのだろうか?と悩み葛藤しながら切り開いていく。まるで今の世にも通じる姿。大奥は女の妬み、嫉みが渦巻く伏魔殿のようなイメージがあるが、この物語に登場する職場の上司は誰もが厳しく優しく導いてくれる。時に胸を熱くしながら大奥の女性たちの矜持を感じた。

  • タツ フカガワ

    17人の妻妾から53人の子どもをもうけたという11代将軍徳川家斉の御代、大奥で生きる女たちがそれぞれ自分の生き方を見つけていく全6話の連作。先に読んだ『木挽町のあだ討ち』同様、各話大奥づとめ(もしくは大奥と関わる)の女たちのモノローグで進む構成。なかでも子どものころの辛い体験から「誰にも見られたくない」と色彩を拒んできた女の色を取り戻すまでを描いた「いろなぐさの女」がよかった。

  • さつき

    徳川家斉の大奥が舞台のお仕事小説。様々な理由で大奥入りした女達が、祐筆や御半下女中など色んなポジションで一途にお役目に邁進する姿を見られ、清々しい気持ちになります。女性が仕事を持つ場がほとんど無かった時代に、自分の才覚で出世できる環境は魅力的だったでしょう。猫や犬など女性達が夢中になったペットの様子も垣間見え面白かったです。

  • がらくたどん

    職場は「大奥」!@ご感想やご紹介に惹かれてずっと読みたかった。舞台は11代将軍家斉の大奥。そう、出身の一橋から「頑張ってこい」と押されていたという説もあるがとにかく側室多数・認知子歴代トップの「射精責任」があるんだかないんだかようわからん「上様」の後宮。さぞドロドロであろうと下世話は思う。私も思った。ところがドッコイさにあらず。大奥はその実僅かな「御手付き」と多数の「お清」と呼ばれる女子職能集団で構成されたカンパニー。不埒な許嫁をぶっ飛ばして大奥に送られた御家人娘による個性豊かな「お清」達への聞き書き集♪

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