永井愛

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本

歌わせたい男たち

永井愛

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基本情報

ジャンル
：
アート・エンタメ
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784880593470
ISBN 10 : 4880593478
フォーマット
：
本
出版社
：
而立書房
発行年月
：
2008年03月
発売国
：
日本
追加情報
:
２０ｃｍ,１２０ｐ

内容詳細

０４年春、東京で２５０人もの先生が国歌斉唱時の不起立などで処分された。それはどのような現場で、どう起きるのか。その具体性に踏み入った劇の脚本。朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞最優秀作品賞受賞作。

【著者紹介】
永井愛 : １９５１年東京生まれ。桐朋学園大学短期大学部演劇専攻科卒。１９８１年大石静と劇団二兎社を旗揚げ。１９９１年より二兎社主宰。第３１回紀伊國屋演劇賞個人賞、第１回鶴屋南北戯曲賞、第４４回岸田國士戯曲賞、第５２回読売文学賞、第１回朝日舞台芸術賞秋元松代賞などを受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • りえこ さん

    読了日：2016/02/18

    舞台も観たけれど、とても良く出来た作品。卒業式等で国家斉唱をするかしないか、君が代はどういう意味の歌か。日本人の思想。最後に出てくる聞かせてよ愛の言葉を、大好きな曲です。

  • ラグエル さん

    読了日：2012/02/24

    『君が代』というタイトルの解釈が好感が持てました。さすが校長。片桐先生の国際感覚はいいと思いますが、問題処理方法に疑問を持ちます。拝島、桜庭両先生につきましては、もう、生理的にムリ、としか言えません。生徒のためとか教育的理念とか、そういうのを大人の都合の大義名分にするの、やめてもらえませんかね。過去の記憶を振りかざして、新しい世代に反省とやらを強いるのも、やめてもらえませんかね。……気持ち悪い大人たち。

  • ばんぶー さん

    読了日：2021/12/24

    コメディなのですが、なんだか直に笑えない、ような作りにわざとしてあるのだろうと感じました。視点をかえたり、立場の違うところから、もう一度現象を見てみるということを求められているのだろうか？と思います。舞台でみたいなあ。テーマは今でも全然古くなっていません。というより、先鋭化して、深刻にもなっていると思います。

  • Hirotaka Koike さん

    読了日：2011/03/20

    是非とも一読をお勧めしたいものです。何を歌わせたいかは表紙からわかると思いますが、「君が代」筆者の立場は明白ですが、劇中ではそれを正面から訴えてはいない。ひたすら「違和感」を伝えている。そして、もし知識があるならば、なおさらおもしろいと感じることができる奥深さを持っています。映像でみてみるのが一番ですが、本でも十分に楽しめます。つまり映像・本物はさらにおもしろい。

  • saksak さん

    読了日：2010/02/23

    2008年3月二兎社再演紀伊國屋ホールロビー購入。卒業式、国家斉唱、校長先生、不起立教師。活字だと、このいびつな状況、めくるめく屁理屈の応酬がより鮮明になって、ぐぐっと不気味度アップ。ホラーな喜劇。客席爆笑の渦だった校長の演説なんかが、特に。

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永井愛

１９５１年東京生まれ。桐朋学園大学短期大学部演劇専攻科卒。１９８１年大石静と劇団二兎社を旗揚げ。１９９１年より二兎社主宰。第３１回紀伊國屋演劇賞個人賞、第１回鶴屋南北戯曲賞、第４４回岸田國士戯曲賞、第５２回読売文学賞、第１回朝日舞台芸術賞「秋元松代賞」、第６５回芸術選奨文部科学大臣賞、第６０回毎日芸

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