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銀の海 金の大地 7 集英社オレンジ文庫

Saeko Himuro

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086806435
ISBN 10 : 4086806436
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

真秀を憎んでいたはずの佐保彦。だが彼は、さらわれた真秀の命を救うためある決断をする。真秀は救出され、歌凝姫への妄執から誘拐を企てた忍人は惨殺される。愛する兄のため復讐の鬼と化した小由流を、真秀は必死に止めようとするのだが!?一方、佐保では、佐保彦の未来について、彼自身も知らぬ「占」が宣られていた。ついに互いの想いを自覚した二人は―?

【著者紹介】
氷室冴子 : ’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぐうぐう

    「どうして失われた日々は、こんなにも鮮やかで美しいのだろう」それは現実の過酷さと、そして明けぬ闇に包まれた未来がそう思わせるのだ。なぜに氷室冴子は、ここまでの非情さを持って、幼さすら残す若者達に試練を与えるのだろう。それは女性であるというだけで弱いと決めつけ、容赦なく見下そうとする世間に対する強い抵抗に他ならない。「あの娘は、真澄の霊力にすがらず、みずからの知恵と力だけで、たくさんの死と血を浴び、切り抜けてきたようです。あの娘は強くなって戻ってきてしまった……」(つづく)

  • よっち

    憎んでいたはずの真秀の命を救うため、淡海を後にしようと決断する佐保彦。同じ頃、美知主の捜索により、真秀をさらわせた人物が判明する第7弾。真秀は無事に救出され、美しい歌凝姫への妄執から真秀の誘拐を企て惨殺された穴太の邑長・忍人。佐保から野洲へ長老・穂波が現れて告げられたある占。自分を救うため決断してくれた佐保彦に、初めて自分の想いを告げる真秀。せっかく仲良くなったのに、兄のためそそのかした歌凝姫に復讐しようとする小由流の結末は切なかったですけど、様々な思いや夢が描かれていく激動の展開はなかなか過酷ですね…。

  • 歩月るな

    もう11巻も出ていると言うのに、久しぶりになってしまったのは、途中で心理的に入りすぎて精神に来てしまい……作品的に言うなら「共鳴」が相応しいのか、氷室先生のあとがきを読んで「痛みを伴う」小説として、心底に触れてくる作品として、相応に重い読書体験となった。多分お互い永遠の別れ、それを意識したあのシーンから、悲鳴で一転、迷わずに戻って来てくれた、あれで情緒がやられた直後の、大立ち回り、一冊に詰め込まれる内容ではない。

  • 栗山いなり

    真秀の身に起こる波乱を描いた和風ファンタジーシリーズ第7巻。ついに真秀が一線を超えてしまったか…。つーかこの2巻で真秀が一気に色んな意味で強さを得たなって印象。しかし相変わらずの読み心地だったな

  • しのぶ

    著者のあとがきにもあったけど、ほんとに(物語世界の)時間が進まなくって!もどかしいのと同時に焦燥感にも駆り立てられてしまう。もうどうにもならないことはわかっているのに、この作品に大団円を迎えさせるだけの時間が著者に与えられなかったことが悔しくってならない。

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