Product Details
ISBN 10 : 4768480039
Content Description
暴れまわる一つ目入道、手の生えた蝙蝠、大蟹の化物、飛びまわる桶・大釜・諸道具、庭を転げまわる巨大な鞠、降りそそぐ石礫、現れては消える踊り子たち‥‥。次から次へと襲いかかる妖怪変化に翻弄される武家屋敷の人々。やがて邪神に憑依された女の託宣で屋敷は狂騒状態に。怪異の原因を突き止めて退治するまでを描いた『丹後変化物語』の名場面を現代語訳。重要な部分は原文に注と解説を付けて掲載し、知る人ぞ知る江戸時代初期の奇書の全体像を紹介。
本書は『丹後変化物語』を中心に、日本各地に伝わる化物屋敷譚の紹介や解説を収録し、江戸怪談の典型の一つである化物屋敷へ読者を招く。
(発行=白澤社/発売=現代書館)
【著者紹介】
氷厘亭氷泉 : 千葉県生まれ。イラストレーター。妖怪に関する活動は日刊の『和漢百魅缶』や『妖界東西新聞』他、『大佐用』を毎月2回公開中
江藤学 : 京都府生まれ。京都府北部を中心に府内の妖怪伝承を収集している。ブログ『丹波・丹後の妖怪あつめ』にて京都府北部の妖怪を紹介中
今井秀和 : 東京都生まれ。博士(文学)。専攻は日本近世文学、民俗学、比較文化論。共立女子大学文芸学部准教授
三浦達尋 : 福島県生まれ。東北大学文学部卒、同大学大学院情報科学研究科博士前期課程修了
鷲羽大介 : 岩手県釜石市生まれ。「せんだい文学塾」代表
南郷晃子 : 神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程後期課程修了。博士(学術)。桃山学院大学国際教養学部准教授
広坂朋信 : 東京都生まれ。東洋大学文学部卒。編集者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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志村真幸
読了日:2025/04/20
ヌーン
読了日:2024/12/08
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