世界経済史講義 ちくま新書

水野和夫 (経済学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480076588
ISBN 10 : 4480076581
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
416p;18

内容詳細

経済の誕生からグローバル資本主義の終焉まで、経済学者と宗教学者が語りつくした、初めての「世界の経済史」。これから経済は何を目指すのかが、見えてくる。

【著者紹介】
水野和夫 : 1953年愛知県生まれ。博士(経済学)。早稲田大学政治経済学部卒業。埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)、法政大学法学部教授を歴任

島田裕巳 : 作家、宗教学者。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ta_chanko さん

    利子率に注目して世界経済や資本主義経済を考える。一神教世界では、長らく(同胞への)利子が禁じられていたため、経済発展のない定常状態の農業社会が続いていた。しかし12世紀頃、十字軍や東方貿易の影響でイタリアの海港都市が栄え、利子が認められるようになると、資本主義経済が誕生した。結果、イタリアでは利子率が低下し、投資先はオランダ(チューリップバブル)・イギリス(南海泡沫事件)・フランス(ミシシッピバブル)へ。現在の日本でも利子率が低下し、魅力的な投資先ではなくなっている。バブルの到来か資本主義の終焉か。

  • まゆまゆ さん

    資本主義が誕生したと考えられる12世紀頃からの世界史を宗教と経済の面から語る対談集。利子によって今日よりも明日が資本が増える、という考えが生まれた。以後法人の誕生など資産を増やすための制度がどんどんうまれたが、もはや定常状態に陥り日本全体として資本を増やさなくとも良くなった?のだろうか。キリスト教は商売を是としていなかったがイスラム教は商売人が教祖、など小ネタも興味深い。

  • Go Extreme さん

    経済史の重要性と理論経済学の限界 過去の経済活動という実験データの宝庫 シンボル・エコノミー 実現困難な世界帝国と地域帝国の時代 近代人の「資本教」入信 資本に代わる新中心模索の現代 農業安定と帝国への道 土地を持たぬ金持ちの誕生 イスラム社会の福祉と喜捨の思想 メディチ家の利子回避と為替利用 貨幣概念の変化 不輸不入の権利と法人化の願い オランダの革新的航海術と歴史の転換点 国家建設という人間のデザイン コペルニクス革命 戦争頻発と経済成長の逆説 バブル発生の心理的要因と崩壊 幸せは自分で見つけるもの

  • kengoshi さん

    経済、神話、投資、歴史、知れば知るほど繋がっており、さらに意外と単純なルールしかないということがわかる。結局破壊と再生、熱狂、青田買いしかないじゃない。十字軍だ、メディチ家だといっても893みたいなもの。そりゃそうか法が機能してないのだからまずは武力。そして力があるものが法を整え…衰退し、この繰り返し。戦争で破壊されたほうが成長するってのは皮肉よね。結局滞ることが一番悪なんだろう。日本は本当に滞り澱んだ。こりゃ…ダメだね。

  • takao さん

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品