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君が、僕に教えてくれたこと ことのは文庫

水瀬さら

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867164013
ISBN 10 : 4867164011
Format
Books
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幽霊が見える天は、見た目は怖いけど頼まれると断れない性格のせいで、今まで何人もの幽霊を助けていた。そんな自分に嫌気がさしていたある日、コンビニの前に立ちつくすセーラー服の幽霊・陽菜と出会ってしまう。「お願い。あたしのお姉ちゃんを守ってほしいの」頼みごとばかりしてくる幽霊には、もううんざりしていた天だったが、その陽菜の願いがきっかけとなり、ふたりの抱えていた切なくも愛おしい、それぞれの伝えたい想いが交錯しはじめる―。セーラー服姿の幽霊との出会いが天の止まっていた時間を再び動かしていく―。

【著者紹介】
水瀬さら : 神奈川県出身。『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』(アルファポリス文庫)で作家デビュー。『涙の向こう、君と見る桜色』でピュアラブ小説大賞“大賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    今まで何人もの幽霊を助けてきた高校生・天。コンビニ前で出会ったセーラー服姿の幽霊・陽菜との運命的な出会いが、止まっていた時間を再び動かしていく青春小説。当初うんざりしていた天が懇願される、コンビニでバイトする姉を守って欲しいという陽菜の願い。それをきっかけに彼女の姉・舞衣と交流するようになって判明してゆくそれぞれが抱える過去。数奇な運命を繋げた陽菜の心残りを何とか解決したいと奔走する不器用な天もポイントで、過去だけでなくいつの間にか芽生えていた想いにも向き合ってゆく結末が、とても優しくて温かい物語でした。

  • なみ

    高校生の天は、幽霊の陽菜と出会い、彼女の姉である舞衣を助けてほしいと頼まれる。 陽菜が亡くなった原因と、天の抱える過去が、少しずつ交わってくる展開にドキドキしながら読みました。 天が過去を克服するお墓参りのシーンがすごく好きです。 キャラクターがとても魅力的で、優しい気持ちになれる本だと思います。 口が悪いところもあるけれど、しっかり優しい主人公の天のことが、読み進めるにつれて、どんどん好きになっていきました。 あと蟹じいも素敵です。 こういう年の重ね方をしたい〜!

  • まる子

    #NetGalley レビューは3/20頃に。(ネタバレなしのレビューが書けたらその時に)😊

  • てぃーも

    大事な人の死をどう受容れるか、そこに到る経緯も想いも、そしてどう区切りをつけるのか、想いを残すのか人それぞれ…。この物語の様に色々な偶然が噛み合って落とし処を見付けられる人は稀なんじゃないかと思う…。寂しいという想い…。でも、それすらも忘れさせる時間も人それぞれで…。

  • 半熟タマゴ

    大切な人を失い深い悲しみを抱えて生きている天と舞衣。幽霊になった舞衣の妹·陽菜によって二人は繋がり、止まっていた時間が大きく進み出す。残された者と亡くなった者、それぞれの強い思いが胸を打つ。心に残る素晴らしい作品でした。

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