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水木しげる厳選集 虚 ちくま文庫

Shigeru Mizuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480439710
ISBN 10 : 4480439714
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

Content Description

唯一無二かつ無限に広がる奇想を描き、誰もがその功績を知る漫画家・水木しげる。稀代の俳優が大きな愛をこめて厳選した魂の作品集。解説 佐野史郎

【著者紹介】
水木しげる : 1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。15年逝去

佐野史郎 : 1955年生まれ。島根県松江市出身。75年、劇団「シェイクスピア・シアター」の創立メンバーとして初舞台を踏む。80年、唐十郎主宰「状況劇場」入団。退団後、86年、林海象監督『夢みるように眠りたい』で主演、映画デビューを果たす。92年、ドラマ「ずっとあなたが好きだった」冬彦役で脚光を浴び、映画・ドラマ・舞台で幅広く活躍。小泉八雲の朗読を続けるほか、写真、執筆、バンドなどの活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶのぶ

    前回、高久書店で選んだのが「異」だった。久しぶりに出かけた小さいがぎっちり棚におすすめ本が詰まった高久書店で選んだのが「虚」、前回はなかった本。高久書店に行くときは、これを買いにではなく、この中から選ぼうで行く。こういう選書は楽しいこと。それも、良い本がぎゅっと詰まった空間で。妖怪が入り込む要素が身近なところからなくなったなあ。暗くて怖いところが本当にない。薄気味悪い場所が近くからなくなっている。怖いのは、妖怪でなく人間。「宇宙虫」「河童膏」がお気に入り。妖怪を通して、人間の生き方を教えてくれる。

  • 新田新一

    水木しげる先生の作品は好きで、いろいろ読みました。子供の時はアニメの『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメを見るのが楽しみでした。このアンソロジーは俳優の佐野史郎さんが選んだ作品が収録されています。解説も佐野さんで熱い想いが伝わってきます。昭和の時代が背景になっている作品が多く、古びた畳や障子、木造住宅に懐かしさを感じます。ユーモアと恐怖の混ざ合わせ方が巧みだと思いました。そこを通り抜けたら死んだ妹と会えるという「丸い輪の世界」がベスト。幻想の世界は、現実の世界と隣り合わせと教えてくれる作品です。

  • くるぽん

    死を意識するものが多いが怖さではなく、なんとなくリアルに感じられる。フィクションの形をとったノンフィクションと言えばいいのか、見えているこの世が異世界になったような。見えない世界へ自然と誘われ、また自然と漫画の外の現世へと帰ってこれる。あとがきにあった「水木作品に取り憑かれた」とはまさに。取り憑かれたと思うほど夢中で読んだ。

  • はな

    大人になって読んでも当たり前かもしれないけど楽しめる。濃い世界観。

  • チャボ

    不思議な読後感の漫画が多く選ばれていてで面白かった。佐野史郎さんはあまりスッキリ終わる話ではないものが好みなんだな。優しい人が損をしてしまう「河童膏」、都会で精神を擦り減らして生きることが本当にいいのかを問う「目ひとつの神」、あの世とこの世の行き来を通して不老不死の意味を見直す「不思議町三番地」あたりが好きだな〜

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