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東西奇ッ怪紳士録

Shigeru Mizuki

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784091926135
ISBN 10 : 4091926134
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2002
Japan

Customer Reviews

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平賀源内さんの変人ぷりが良く伝わってきま...

投稿日:2021/06/27 (日)

平賀源内さんの変人ぷりが良く伝わってきます。失礼ながら、水木先生もいわゆる変人だったのではないかと思いますが、そういう、良い意味での変人たちが偉業を成すのかも知れませんね。

やすじい さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • N島

    世界はまだまだ奇ッ怪に満ちている。この本で改めて世界の広さを思い知らされました。古今東西の様々な奇ッ怪紳士が並びたてられており、その節操のなさはいかにも水木的です。一方でアクの強いエピソードばかりが集まっても、きちんと1冊の本にまとまる不思議な協調力もまた、水木的と言えるのではないでしょうか。個人的には二笑亭の主人とシュバルの話が好きです。個人のための建築物がどうしてかくも人々を惹きつけるのか?まるで某双亡亭のようなアヤシイ魅力はどこから湧いてくるのか?この本を傍らに、ちょっと考察するのも面白いかも。

  • tama

    図書館本 偶然見つけた 鳥人幸吉の縁があって 96-97年小学館ビッグゴールド掲載の単品集。大人向けで、ストーリーがぬるいです。貧乏生活を抜け出してずいぶん経った頃なのだからだろうか?「貸本末期の紳士たち」「フランスの妖怪城」はおススメ。著者による手塚治虫の似顔絵は、初めて見た。白土三平はいつも通り、つげよしはるはほぼ鬱な雰囲気。フランスの郵便配達は雰囲気がいかにもな感じで戦後間もない白黒フランス映画のよう。

  • みのにゃー

    処分前の再読。平賀源内・ヒトラーといった有名人の他、アフリカはマリ共和国のボロタハム氏や戦後間もない貸本屋の漫画家など、奇人変人の伝記漫画。渡辺金蔵氏の二笑亭や、フランスの郵便夫シュヴァル氏の建てた宮殿(現存)を見てみたい。

  • ビシャカナ

    東西の奇っ怪な人物と水木先生の体験をもとに描かれる人間の幸福について。平賀源内の境遇を大成せずに幸福とは言えないと評し、二笑亭主人を物狂いではあったが至福であり面白い作品を作ったと評し、そして過去に客観的に描いたヒットラーを今作では水木先生が主観的に語るなど、全編を通して水木先生独自の価値観が伺える。さらに水木先生をモデルにした旅行記は世界の秘境の大らかでエネルギッシュな世界が描かれ、水木先生とその仲間たちの貧乏ながらも愉快な生活が描かれる。水木先生は妖怪漫画家と呼ばれるが人間を描いても面白いのだ。

  • でろり〜ん

    この作者はもう居ないんだなあ、とつくづく思ったです。巻末のエッセイで妖怪マンガ家という呼称に異論ありとしていますが、個人的には博物学マンガ家なんだと感じます。興味を持てば何に対しても真摯に向き合う。不思議と思うこと全てに対して可能な限り調べ上げる。賞賛や批判はさりげないレベルに止める。創造者として見事な姿勢ですねえ。幸吉さんの話だけをみても始祖鳥記に比較して圧倒的に短いものですが、特に幕府を批判するでもなく、その人物の特殊な能力とエネルギーだけを描いていて、お見事でした。ドゴン族の話とか誰か描かないかね。

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